開講年度
開講学部等
2009
共通教育
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
後期
月3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002323001
美術鑑賞と作品記述(美術鑑賞と作品記述)[Art Appreciation and Description of Works]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤川 哲[FUJIKAWA Satoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤川 哲 [FUJIKAWA Satoshi]
区分
対象学生
全
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
Art Description
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
今年度から新設した科目です。美術作品を見て、読み取られる情報を言葉に置き換えること、感じた印象を言葉で表現すること、そして書き出した言葉をもとに考察することを学びます。「モナ・リザ」は、イタリア・ルネサンスを代表するレオナルド・ダ・ヴィンチが生涯手元に置いていた絵です。そこには黒い服を着た髪の長い女性の半身像が描かれており、彼女は左肩を心持ち前に出して首から上を正面へ向け、左手の上に右手を重ねて、微笑んでいます。その微笑みが謎めいている、と言う人もいれば、眉毛が描かれていないことに気がついて「不気味だ」という感想を述べる人もいます。このように図像を文字に置き換えることの意義を学びます。
登録学生は100名までとします。超過の場合、初日のオリエンテーションでくじ引きとします。第2週目からの聴講希望には応じませんのでご了承下さい。
一般目標
一、美術作品を細部まで時間をかけて観察できる。
二、美術作品に表現されている内容を適切な言葉で表現できる。
三、美術作品を見て自分が感じ取った内容を適切な言葉で表現できる。
四、美術作品から読み取られた内容をもとに考察し、文章にまとめることができる。
授業の到達目標
知識・理解の観点
一、美術作品を語るための基本的な語彙を習得している。
二、美術作品を読み解く観点に習熟している。
思考・判断の観点
美術用語を適切に使用して自分の考えを文章にまとめることができる。
関心・意欲の観点
できるだけ多くの鑑賞経験をつむことに努め、関連書籍を読んで語彙を豊かにすることが習慣となっている。
授業計画
【全体】
一、美術作品を細部まで時間をかけて観察できる。
二、美術作品に表現されている内容を適切な言葉で表現できる。
三、美術作品を見て自分が感じ取った内容を適切な言葉で表現できる。
四、美術作品から読み取られた内容をもとに考察し、文章にまとめることができる。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
オリエンテーション
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第2回
観察力をつける(1)
さかさまの絵を写し取る
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第3回
観察力をつける(2)
グラデーションの幅を広げる
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第4回
観察力をつける(3)
描くこと=見ること
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第5回
見えているものを言葉に(1)
名指す
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第6回
見えているものを言葉に(2)
様子を表す
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第7回
感じたことを言葉に(1)
外に向かう
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第8回
感じたことを言葉に(2)
内に向かう
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第9回
美術評論を読む(1)
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第10回
美術評論を読む(2)
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第11回
美術評論を読む(3)
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第12回
実践編(1)
作品解説を書こう
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第13回
実践編(2)
展覧会紹介を書こう
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第14回
実践編(3)
美術紀行文を書こう
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第15回
まとめ
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
出席を重視します。講義は5つの段階に分かれています。各段階での欠席は1回しか認めません。また、第9-11週目の「美術評論を読む」は、自宅で各週新書1冊程度の文章を読み、学習成果を発表してもらいます。こうした課題への取り組みが不十分な人についても、大幅に減点します。各自、得意不得意があると想像されますので、成績は相対評価とし、講義を通してそれぞれが獲得し、熟達したスキルに見合った点数を自己申告してもらい、基準点とします。各自から提出された自己採点の点数に対し、出席点や普段の取り組み具合に応じた調整点を加減したものが最終成績となります。
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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評価に加えず
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小テスト・授業内レポート
◎
◎
◎
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25%
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宿題・授業外レポート
◎
◎
◎
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25%
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授業態度・授業への参加度
◎
◎
◎
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25%
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
◎
◎
◎
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25%
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演習
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評価に加えず
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出席
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◎
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欠格条件
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その他
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評価に加えず
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教科書にかかわる情報
備考
教科書はありません。
参考書にかかわる情報
備考
適宜紹介します。
メッセージ
少しでも描ければ、よりよく見ることができるようになり、よく見ることができるようになれば、より的確に言葉にできるようになります。そして、言葉を的確に選べるようになれば、より深く考えられるようになります。より多くのものを見て、その都度自分の言葉に置き換え、同時により多く読み、つねにより深く考えられる人になって欲しいという願いとともにこの講義を開講します。
キーワード
作品記述、作品解説、美術評論、展覧会紹介、美術館紹介、美術紀行文
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
美学・美術史概論Ⅱ
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