開講年度
開講学部等
2009
人文学部
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
前期
月3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011111025
芸術論概説Ⅱ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤川 哲[FUJIKAWA Satoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤川 哲 [FUJIKAWA Satoshi]
区分
対象学生
対象年次
4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
Art Histories II
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
西欧の代表的な美術館のコレクションを紹介します。いくつかの美術館を見ていくうちに、古代エジプトやギリシア、ローマから中世、ルネサンス、バロックを経て、近代の印象派や現代美術までの流れを自然と把握できるようになっているでしょう。また、それぞれの美術館を代表する作品の作者や時代、表現様式などについて理解を深め、それぞれの美術館コレクションの成り立ちを社会背景とともに読み解きます。
一般目標
一、西欧の代表的な美術館コレクションについて詳しく知る。
二、西欧美術史の流れを理解する。
三、美術館コレクションとその社会背景について理解する。
授業の到達目標
知識・理解の観点
西欧美術史上の代表作について、所蔵館と制作された時代、表現の特徴などを専門用語等を用いて説明ができる。
思考・判断の観点
都市の歴史や文化風土の結晶という観点から美術館コレクションを考察し、論じることができる。
関心・意欲の観点
自ら美術作品の鑑賞体験と幅広い読書体験とを養うことに努める。
授業計画
【全体】
西欧の代表的な都市を南から半時計回りに巡ります。国別に見れば、イタリア、オーストリア、ドイツ、フランス、イギリス、スペインの順になります。基本的には各回一都市完結方式ですが、終盤のパリは三回分、とロンドンは二回分としました。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
オリエンテーション
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第2回
ローマ
ヴァチカン美術館ほか
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第3回
フィレンツェ
ウフィツィ美術館ほか
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第4回
ヴェネツィア
アカデミア美術館ほか
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第5回
ウィーン
美術史美術館ほか
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第6回
ミュンヘン
アルテ・ピナコテークほか
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第7回
ベルリン
絵画館ほか
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第8回
パリ
ルーヴル美術館(1)
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第9回
パリ
ルーヴル美術館(2)
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第10回
パリ
オルセー美術館ほか
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第11回
ロンドン
ナショナル・ギャラリーほか
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第12回
ロンドン
テート・ブリテンほか
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第13回
マドリード
プラド美術館ほか
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第14回
まとめ
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第15回
期末試験
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
試験:100点満点×0.7(計70点)
課題レポート:10点
出席:13回=13点(欠席毎マイナス1点 例:欠席3回=出席点10点)
※最初の1回をカウントしない
授業態度等の調整点:全回出席者にプラス2点
そのほか授業への参加度をオピニオンシートの回答等をもとに5~10点の範囲で加算
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
◎
◎
◎
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60%
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小テスト・授業内レポート
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評価に加えず
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宿題・授業外レポート
◎
◎
◎
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20%
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授業態度・授業への参加度
○
○
○
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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評価に加えず
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演習
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評価に加えず
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出席
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○
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10%
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その他
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○
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教科書にかかわる情報
備考
教科書の指定はありません。ウェブサイト(
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~fujikawa/index.html
)から画像などを見ることができます。
必要に応じてプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
西洋美術史ハンドブック
ISBN
4403250246
著者名
高階秀爾ほか編
出版社
新書館
出版年
1997
参考書
書名
カラー版西洋美術史(増補新装版版)
ISBN
4568400643
著者名
高階秀爾監修
出版社
美術出版社
出版年
2002
参考書
書名
世界美術大全集 西洋編(全28巻+別巻)
ISBN
4096010014
著者名
青柳正規ほか
出版社
小学館
出版年
1995
参考書
書名
講談社版 世界の美術館(全24巻)
ISBN
.
著者名
矢代幸雄ほか
出版社
講談社
出版年
1965
参考書
書名
NHKルーブル美術館
ISBN
4140084219
著者名
高階秀爾監修
出版社
日本放送出版協会
出版年
1985
備考
2008年7月10日より、講談社より『週刊 世界の美術館』(全80巻)が刊行中です。
書店などで手に取ってみてください。
メッセージ
2008年度から新たに始めた内容ですが、とても好評です。多くの学生が「高校までに教科書などで見たことはあったが詳しい解説を聞けてよかった」、「1度は自分の目で本物を見てみたい」という感想を書いてくれました。今年度は、ミラノの代わりにヴェネツィアを紹介することとし、チューリッヒの代わりにパリを1回増やしました。
キーワード
西欧美術、西洋美術、ギリシア、ローマ、中世、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、ラファエル前派、写実主義、印象派、ポスト印象派、新印象派、ミロのヴィーナス、モナ・リザ、落ち穂拾い、ゲルニカ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、フェルメール、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
美学・美術史概論Ⅳ
※美学・美術史概論ⅠやⅢも合わせて受講することが望ましい。
美学・美術史概論は、Ⅰ、Ⅲが田中均先生ご担当の美学、Ⅱ、Ⅳが藤川担当の美術史です。また、Ⅰ、Ⅱは1年生も受講可、Ⅲ、Ⅳは2年生以上を対象としています。
連絡先
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オフィスアワー
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