開講年度
開講学部等
2009
人文学部
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
前期
火5~6
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011112001
芸術論特殊講義[Topics in Aesthetics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤川 哲[FUJIKAWA Satoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤川 哲 [FUJIKAWA Satoshi]
区分
対象学生
対象年次
4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
History of Biennale
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
この講義では、国内外で開催されている国際美術展の現況について解説します。デジタル画像やビデオの上映を交えながら国際美術展の歴史、代表的な国際美術展を紹介したのち、特に1990年代以降の地球規模化をめぐる今後の課題について、ヨーロッパとアジアとの対比の中で考察します。
一般目標
一、国際美術展の現況について理解する。
二、国際美術展の歴史について理解する。
三、地球時代の現代美術に対する問題意識をもつ。
授業の到達目標
知識・理解の観点
代表的な国際美術展について説明できる。
思考・判断の観点
国際美術展の地球規模化について肯定的な側面と課題とを指摘できる。
関心・意欲の観点
自ら国際美術展を見に出かける。あるいは、インターネット上の関連サイト、新聞、雑誌で国際美術展に関する情報を収集する。
授業計画
【全体】
前半は、国際美術展の歴史を地域別に紹介します。中盤は毎回1つの国際美術展を取り上げ、話題を集めた作品を紹介したり、企画者の意図について解説します。最後に国際美術展における地球規模化をめぐる課題について皆さんとともに考察します。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
オリエンテーション
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第2回
事例研究1
ヴェネツィア・ビエンナーレ
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第3回
事例研究2
ドクメンタ
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第4回
事例研究3
シドニー・ビエンナーレ
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第5回
事例研究4
横浜トリエンナーレ
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第6回
中間まとめ
近年の国際美術展動向
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第7回
事例研究5
光州ビエンナーレ
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第8回
事例研究6
アジア太平洋現代美術トライエニアル
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第9回
事例研究7
サンパウロ・ビエンナウ
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第10回
事例研究8
インディジェネス・ビエンナーレ
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第11回
考察1
地球時代と国際美術展
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第12回
考察2
公定現代美術と地産美術
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第13回
考察3
世界美術史
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第14回
まとめ
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第15回
期末試験
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
期末試験の成績を基礎として、中間レポートの提出の有無や出席点などを加えて総合的に評価します。詳しくは講義最初のオリエンテーションで説明します。
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
◎
◎
◎
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60%
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小テスト・授業内レポート
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評価に加えず
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宿題・授業外レポート
◎
◎
◎
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20%
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授業態度・授業への参加度
○
○
○
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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評価に加えず
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演習
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評価に加えず
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出席
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○
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10%
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その他
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○
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教科書にかかわる情報
備考
教科書の指定はありません。ウェブサイト(
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/
~fujikawa/index.html)から画像などを見ることができます。
必要に応じてプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ヴェネツィアと日本 : 美術をめぐる交流
ISBN
4795216789
著者名
石井元章
出版社
ブリュッケ
出版年
1999
参考書
書名
12人の挑戦―大観から日比野まで
ISBN
487273176X
著者名
水戸芸術館現代美術センター企画・監修
出版社
茨城新聞社
出版年
2002
参考書
書名
ヴェネチア・ビエンナーレ―日本参加の40年
ISBN
4620803146
著者名
国際交流基金、毎日新聞社編
出版社
国際交流基金
出版年
1995
参考書
書名
アートマネージメント
ISBN
4901631527
著者名
伊東正伸ほか
出版社
武蔵野美術大学出版局
出版年
2003
参考書
書名
記録集 横浜会議2004「なぜ、国際展か?」
ISBN
4902736020
著者名
加藤慶ほか編集
出版社
BankART1929
出版年
2005
備考
国際美術展の図録が基礎文献になります。
英語のサイトですが、国際美術展の情報サイト「ユニヴァーシズ・イン・ユニヴァース」(
http://www.universes-in-universe.de/english.htm
)を是非参照してください。
メッセージ
特殊講義ですので、普通講義よりも専門的な内容になります。国際美術展は講師が専攻している研究課題です。最新の知見をご紹介しますが、その反面講義中に出てくる言葉は耳慣れないものが多くなるでしょう。今年度は、2008年に調査したシドニーや光州の国際美術展を紹介します。
キーワード
ビエンナーレ、トリエンナーレ、現代美術、ヴェネツィア、カッセル、シドニー、横浜、福岡、越後妻有、神戸、愛知、サンパウロ、光州、上海、シンガポール、台北、釜山、リヨン、イスタンブール、世界美術史、民族美術、土着美術、地球時代、多文化主義、地球規模化
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
特にありません。
連絡先
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オフィスアワー
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