タイトル

開講年度 開講学部等
2010 人文学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期 月9~10 講読    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011121030 美学・美術史講読[Reading Class in the Aesthetics Art History] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤川 哲[FUJIKAWA Satoshi]
担当教員[ローマ字表記]
藤川 哲 [FUJIKAWA Satoshi]
区分   対象学生   対象年次 2~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
美学・美術史講読(Text Reading)
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
日本美術交流史に関する本を読みます。毎週1章ずつ全員が読んできて、意見交換を行います。
一般目標
一、日本美術交流史について基本的な人名、事項名を理解する。
二、日本美術交流史における問題系を把握し、各自の課題を発見する。
三、日本美術交流史データベースの構築。
授業の到達目標
知識・理解の観点
基本的な人名、事項名について説明できる。
思考・判断の観点
日本美術交流史における問題系を理解した上で、独自の課題を設定できる。
関心・意欲の観点
自ら設定した課題について探究し、調べた結果を報告できる。
授業計画
【全体】
毎週1章ずつ取り上げ、15回で1冊読み通します。毎回2人を発表者とします。発表者は、担当箇所を要約し、関係事項について調べ、討論のための話題提供をお願いします。以下は2009年度後期の例です。講読テキストは、オリエンテーション時に紹介します。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 オリエンテーション ----- ----- ----- ----- ----- -----
第2回 第一章 エドモン・ド・ゴンクール、日本美術が変えた人生 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第3回 第二章 明治期の若き教養人の西洋への夢 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第4回 第三章(前半) 林忠正―パリの日本美術商、E・ド・ゴンクールの執筆協力者 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第5回 第三章(後半) 林忠正―パリの日本美術商、E・ド・ゴンクールの執筆協力者 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第6回 第四章(前半) 林―日本と西洋の絆 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第7回 第四章(後半) 林―日本と西洋の絆 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第8回 第五章 未来への眼差し ----- ----- ----- ----- ----- -----
第9回 第六章、結び 日本への帰国(一九〇一‐〇六)/正当なる再評価 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第10回 関連テキスト1 サミュエル・ビング「日本の版画」 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第11回 関連テキスト2 エドモン・ド・ゴンクール「四十七士の一人が作った携帯用筆記具」 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第12回 総括 ----- ----- ----- ----- ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
1.各担当回における発表内容、2.その他の回における議論への参加度、3.日本美術交流史データベース構築への貢献度、によって総合的に評価します。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- --- --- --- --- 評価に加えず ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- 20% ---
宿題・授業外レポート --- --- --- 25% ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- 25% ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- 25% ---
演習 --- --- --- --- --- --- 評価に加えず ---
出席 --- --- --- --- --- --- ---
その他 --- --- --- --- --- --- 評価に加えず ---
教科書にかかわる情報
備考
オリエンテーション時に紹介します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 西洋絵画の到来―日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど ISBN 4532124123
著者名 宮崎克己 出版社 日本経済新聞社 出版年 2007
参考書 書名 〈日本美術〉誕生―近代日本の「ことば」と戦略 ISBN 4062580926
著者名 佐藤道信 出版社 講談社 出版年 1996
参考書 書名 眼の神殿―「美術」受容史ノート ISBN 4568201314
著者名 北沢憲昭 出版社 美術出版社 出版年 1989
参考書 書名 ジャポニスム―幻想の日本(新装版) ISBN 9784434044618
著者名 馬淵明子 出版社 ブリュッケ 出版年 2004
参考書 書名 日本美術の流出 ISBN 4397501939
著者名 瀬木慎一 出版社 駸々堂出版 出版年 1985
備考
詳しくは宮崎克己『西洋絵画の到来』の「参考文献」404-412頁を見てください。
メッセージ
近代日本における西洋美術との接触について探究します。現在の私たちの美術をめぐって、さまざまな点で見直すきっかけになると思います。
キーワード
フランシスコ・ザビエル、井上馨、大原美術館、石橋美術館、ブリヂストン美術館、林忠正、松方コレクション、南蛮屏風、高橋由一、黒田清輝、白樺派、ロダン、ルノワール、モネ、学芸員、美術コレクション、エドモン・ド・ゴンクール、サミュエル・ビング、アンリ・リヴィエール
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
美学・美術史特殊講義(私の担当する後期の講義で、関連展覧会を紹介することがあります)
連絡先
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オフィスアワー
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