タイトル

開講年度 開講学部等
2015 人文学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期 木3~4 講義    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011510011 情報サービス論[Information Services] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
吉光 紀行[YOSHIMITSU Noriyuki]
担当教員[ローマ字表記]
吉光 紀行 [YOSHIMITSU Noriyuki]
区分   対象学生   対象年次 2~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
情報サービス論
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
図書館における情報サービスの意義を明らかにするとともに、参考図書、二次資料、データベース等の情報源を理解する。さらに、レファレンスサービス、情報検索サービス等のサービス方法や活用のための情報リテラシー教育等の新しい情報サービスについて解説する。また、近年のIT社会におけるメディアの変化により、図書館資料は従来の紙媒体資料のみならず、CDやDVD等の電子メディア、さらにインターネットの普及によるWebメディア等の電子化資料が増加するなかで、利用者の多様な情報ニーズに応えるため、ホームページ等を積極的に活用するなど、電子図書館的機能の強化と発信型情報サービスのあり方等について事例を紹介するとともに、情報サービスの理論と情報検索の実例を解説する。
一般目標
図書館をはじめとする情報機関における情報サービスのあり方とレファレンスワーク理論を習得する。
授業の到達目標
知識・理解の観点
情報サービスの基礎理論を理解し、情報サービスのあり方を体系的に把握する。
思考・判断の観点
情報ニーズに応じた情報サービス内容と必要とする情報源を理解する 。
関心・意欲の観点
情報サービスを提供する意義を理解する。
態度の観点
自ら問題意識をもって、課題解決に取り組む。
授業計画
【全体】
前半は情報サービスにおける総論を学習し、後半はその各論の理解と事例を紹介する。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 情報サービスとは ・情報サービスの定義
・レファレンスサービスと情報サービス
・情報社会と情報サービス
・情報サービスの意義
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第2回 情報サービスの種類 ・情報サービスの歴史
・直接サービスと間接サービス
・レファレンスサービス支援
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第3回 図書館の施設と情報サービス空間 ・サービス環境(施設、設備、機器)
・館内インフォメーション
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第4回 レファレンスサービスの理論 ・レファレンスサービスの原則
・レファレンス・プロセス
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第5回 情報検索サービスの種類と実際 ・情報検索の定義
・情報検索サービスの種類(Web検索、オンディスク検索)
・シソーラス
・論理演算子とトランケーション
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第6回 情報検索技法と実際 ・情報検索システム
・検索語と統制語
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第7回 情報サービスの情報源(種類と特徴)1 ・書誌データ ----- ----- ----- ----- ----- -----
第8回 情報サービスの情報源(種類と特徴)2 ・事実データ ----- ----- ----- ----- ----- -----
第9回 情報サービスの情報源(構築と評価) ・レファレンス・コレクションの構築
・情報源の評価
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第10回 インターネット情報の活用 ・インターネットの情報源
・検索エンジン
・Webデータベース
・電子ジャーナル、リポジトリ
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第11回 情報検索サービスの活用事例 ・実習(情報源、検索語) ----- ----- ----- ----- ----- -----
第12回 図書館利用教育/情報リテラシー教育 ・情報リテラシーの定義
・メディアリテラシー
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第13回 発信型情報サービス ・レファレンスデータベース
・OPAC横断検索
・貴重資料画像データベース
・各種図書館の情報サービス事例
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第14回 図書館システムと情報サービス設計 ・システム環境
・提供サービス
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第15回 情報サービスの管理 ・図書館運営組織 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第16回 期末試験 ----- ----- ----- ----- ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
期末試験及びレポート等により総合的に評価する。レポート未提出の場合、及び3分の1以上の欠席は欠格とする。なお、遅刻も欠席扱いとする場合がある。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- 70% ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- 20% ---
宿題・授業外レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
授業態度・授業への参加度 --- --- 10% ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- --- ---
演習 --- --- --- --- --- --- --- ---
出席 --- --- --- --- 欠格条件 ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
教科書 書名 情報サービス論及び演習 ISBN 978-4-7620-2318-7
著者名 中西裕、松本直樹、伊藤民雄著 出版社 学文社 出版年 2012
備考
2012年に使用した教科書も可とする。
「情報サービス論及び演習」/中西裕、松本直樹、伊藤民雄著-学文社,2011.8
ISBN978-4-7620-2201-2
参考書にかかわる情報
参考書 書名 情報源と情報サービス ISBN 978-4-88730-747-6
著者名 木本幸子 出版社 大学教育出版 出版年 2007
参考書 書名 図書館ハンドブック 第6版補訂版 ISBN 978-4-8204-0918-2
著者名 図書館ハンドブック編集委員会編 出版社 日本図書館協会 出版年 2010
参考書 書名 情報源としてのレファレンスブックス ISBN 978-4-8204-0404-0
著者名 長澤雅男ほか 出版社 日本図書館協会 出版年 2004
参考書 書名 図書館で使える情報源と情報サービス ISBN 978-4-8169-2278-7
著者名 木本幸子 出版社 日外アソシエーツ 出版年 2010
参考書 書名 情報サービス 概説とレファレンスサービス演習 第3版 ISBN 978-4-7616-0396-0
著者名 志保田務 ほか 出版社 学芸図書 出版年 2007
備考
その他授業時に適宜指示する。
メッセージ
出席確認をICカードで行うので、学生証を携帯すること。
事前に図書館サービス概論を受講すること。
キーワード
情報、サービス、インターネット、レファレンス・プロセス
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
・情報サービス演習
・図書館サービス概論
連絡先
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オフィスアワー
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