開講年度
開講学部等
2016
共通教育
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
前期
月3~4
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001010002
基礎セミナー(基礎セミナー)[Introductory Seminar]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中山 雅晴[NAKAYAMA Masaharu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中山 雅晴 [NAKAYAMA Masaharu], 上村 明男 [KAMIMURA Akio], 堤 宏守 [TSUTSUMI Hiromori], 鬼村 謙二郎 [ONIMURA Kenjiro]
区分
対象学生
工(応化)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
Introductory Seminar I
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
大学における学習の意味と目的を理解するためのセミナーです。どのように講義・演習を履修してゆくのか?科学技術者として社会にどのように貢献していくか?などを学びます。また,専門科目の理解のために高校の化学の復習を兼ねて化学の基礎をマスターします。
一般目標
工学部応用化学科の学習目的・目標を理解する。
技術者として社会にどのように貢献していくかを理解する。
化学の基礎をマスターする。
授業の到達目標
知識・理解の観点
工学部応用化学科の学習目的・目標を理解する。
大学生活の基礎について学ぶ。
情報や化学物質の安全な取扱い,サイエンティフィックプレゼンテーションについて学ぶ。
専門科目の履修に必要な化学の基礎を講義と演習を通じてマスターする。
思考・判断の観点
高校の化学の復習を兼ねて,専門で必要な事項をマスターする。
英語で書かれた文書を読み,内容を理解する。
関心・意欲の観点
数多くの演習問題をこなし,能力の向上を図る。
グループワークによるプレゼンテーション作成や発表に積極的に参加できる。
態度の観点
グループでの出席管理,回覧,メンバー相互の意思疎通などを図り,以後の人間関係の基礎を形成する。
技能・表現の観点
科学技術的な文章の書き方を身につける。
授業計画
【全体】
以下の内容を実施しますが,各週の授業実施計画は,少し変更することもあります。詳しくは,授業開始時に指示します。
まず,大学で学ぶ意義を理解し,情報や化学物質の安全な取り扱いについての講義を行った後,8週にわたって高校の化学と大学の化学の橋渡し的な内容を講義・演習します。多くの演習問題をこなし,自身の能力を高める努力をして下さい。サイエンティフィックプレゼンテーションとして科学技術的な文章の書き方について学びます。最後に後期以降の履修について説明します。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
大学で学ぶということ
応用化学科カリキュラムを紹介し,科目間の関わり,卒業研究や就職との関係を示すこと大学で学ぶ動機付けをする。
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
第2回
情報メディアリテラシー
インターネットにおける規範およびネット上でのエチケット、電子メイルについて説明。実際に学生に配布されたアカウントとパスワードによる山口大学のネットワーク'(YUNET)へログオン・ログオフおよび電子メイル送受信を実習。ネットワークのルールとインターネットにおける正しい情報の取得と利用方法さらにはスパムメイルをはじめとする悪意の情報を回避することを説明。図書館における文献検索方法のガイダンスを通して電子図書館の仕組みを理解。
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【中】(授業時間の15%〜50%)
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第3回
化学物質の安全な取り扱い
化学実験の際に気をつけること,してはいけないことなどを中心に,安全に化学実験を行うための基礎知識を身につける。化学実験を安全に行うための心構えを実際に身近に起こった事故などを例にして解説する。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【中】(授業時間の15%〜50%)
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第4回
基礎化学演習I(1) -測定の体系-
単位の相互変換,質量と重量,密度,有効数字について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第5回
基礎化学演習I(2) -物質の構成-
混合物と化合物,原子と分子,原子の構造について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第6回
基礎化学演習I(3) -化学結合-
様々な結合,電気陰性度,イオン化エネルギーと電子親和力,酸化数,極性について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第7回
基礎化学演習I(4) -エネルギー-
発熱反応と吸熱反応,反応熱・生成熱・エンタルピー,熱化学方程式について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第8回
基礎化学演習II(1) -化学結合と有機分子の形-
共有結合の本質はなんだろう?また炭素の混成軌道はどんなものだっただろう?結合にはσ結合とπ結合があったが、それはどんなものだっただろうか?これらの基礎的な概念を使って、大学の有機化学を勉強できるように復習していきましょう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第9回
基礎化学演習II(2) -有機化合物の立体構造-
有機化合物は主として炭素と水素からできていますが、複雑なので表記法が面倒になります。いちいちCH2CH2・・・と書くのもなかなか面倒ですね。簡単な書き方、および、有機化合物の立体的な状態を考えていく基礎的な考え方を見ていきましょう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第10回
基礎化学演習II(3) -共役と共鳴について-
ベンゼンって習いましたよね。あれって理解できました?二重結合があるようなないような、共鳴を考えてうまくごまかされたんじゃないでしょうか。もう一度ベンゼンの共鳴(ついでにKekureの有名な夢の逸話も)について、高校の教科書を眺めておきましょう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第11回
基礎化学演習II(4) -有機化合物の反応の考え方-
高校までに勉強した、発熱反応や吸熱反応、そして反応速度と化学平衡などの大学での学び方について見ていきます。大学の有機化学では高校で勉強した有機反応の種類、置換(substitution)、付加(addition)、脱離(elimination)のほかに転位反応(rearrangement)が加わります。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第12回
科学技術的な文章の書き方(1)
「レポートを書いたりする時に重要なことは、何だろうか」、「読む人に誤解を与えない表現をするには、どうすれば良いだろうか」を意識した文章の書き方を習熟します。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【中】(授業時間の15%〜50%)
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第13回
科学技術的な文章の書き方(2)
「レポートを書いたりする時に重要なことは、何だろうか」、「読む人に誤解を与えない表現をするには、どうすれば良いだろうか」を意識した文章の書き方を習熟します。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【中】(授業時間の15%〜50%)
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第14回
科学技術的な文章の書き方(3)
「レポートを書いたりする時に重要なことは、何だろうか」、「読む人に誤解を与えない表現をするには、どうすれば良いだろうか」を意識した文章の書き方を習熟します。
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【多】(授業時間の50%超)
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【あり】
第15回
後期授業への取組について
後期の授業を始め,今後の履修について説明する
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
出席状況,演習への参加,課題提出状況などから総合的に評価する。欠席回数が3回よりも多い場合は欠格とする。
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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評価に加えず
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小テスト・授業内レポート
◎
○
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○
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30%
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宿題・授業外レポート
◎
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◎
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30%
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授業態度・授業への参加度
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○
◎
◎
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40%
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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演習
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出席
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◎
◎
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欠格条件
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その他
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教科書にかかわる情報
教科書
書名
Organic Chemistry: A mechanistic approach
ISBN
978-0-19-969327-6
著者名
Tadashi Okuyama and Howard Maskill
出版社
Oxford University Press
出版年
備考
(1)テキストを配布します。
(2)有機化学分については教科書(Organic Chemistry: A mechanistic approach)を使用します。また,教科書購入時には化学IIで使用する分子模型セットとワークブックを一緒に購入して下さい。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
(1)授業に関する連絡などを,共通教育の掲示板などに掲示することもあるので,掲示板を必ず毎日確認するようにして下さい。
(2)グループ内で情報が共有できるように一人一人が心がけて下さい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
連絡先
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オフィスアワー
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