タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001010006 基礎セミナー(基礎セミナー)[Introductory Seminar] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田之上 健一郎[TANOUE Kenichiroh]
担当教員[ローマ字表記]
田之上 健一郎 [TANOUE Kenichiroh], 藤井 文武 [FUJII Fumitake], 上道 茜 [UEMICHI Akane]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 工(機械) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
機械工学を修得したエンジニアとして社会に貢献するには、科学としての学問と技術としても活動、それを支える基礎学力が必要です。機械工学では何を学べば基礎学力がつくのか、どのような行動を取れば発展させることができるのか、どのような価値観により判断すればよいのか、といったことを学ぶ必要があります。
これらのことをふまえ、将来のエンジニアを目指して、大学おいて学んでいくための基礎を講義します。
また、メーカーの設計開発部門でものづくりに携わる卒業生を招き、学生時代の経験談及びメーカーにおける体験を通じて、大学で勉強した機械工学の知識が実際のモノづくり現場でどのように役立つかについて講義を行います。

授業の到達目標
高等学校から大学への円滑な移行を図るため、学習および大学生活に必要なスキルを習得するとともに、自ら考え・判断・表現・行動・発言する基礎的な能力を身につける。
授業計画
【全体】
授業計画【概要・授業の目標(予定)】
座学による講義に加えて、グループによる作業、報告書作成、プレゼンテーションといった共同作業により進めます。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 学生生活の心構え 授業の全体像の説明.
基本的ルール(欠席による欠格,実習,レポートの評価における重み?の説明)
メール読み書きの作法
アンケート記入
第2回 学習・教育到達目標
レポート作成について
機械工学科教育プログラムの学習・教育到達目標について講義する。
レポートの作成について(1)
・レポートとは何か?
・盗用・剽窃とは?
・望ましい書き方について
学習内容を整理し、4年間の計画を立てる。将来の目標と大学生活への意識調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 機械の構造 機械の構造について講義する。
講義内容の復習・調査  
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 機械の分解・組み立て 機械を分解し,構造や機構を調査し,組み立てる。

作業内容と調査結果をレポートにまとめる  
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)

第5回 レポートの作成方法について レポートの作成方法について講義し,レポートを修正する。 修正したレポートの完成および提出
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 特別講義1 社会人としてものづくりに携わる卒業生による講義 アンケート,レポートを作成  
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 ノートの作り方
コマの物理
前半:ノートを取る=黒板を写す、に限らない
後半:コマの物理座学
計画の作成
コマ製作の個人活動記録① 
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 3D CAD の実習 Fusion のインストールと基本的操作方法 コマ製作の個人活動記録② 
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 よく回るコマの製作1 コマの形状を考えて,コマ製作の方針を決定する.(粘土でプロトタイプを作成する. 教員やTAからのコメントを役立てる  
コマ製作の個人活動記録③
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 よく回るコマの製作2 粘土プロトタイプからコマ形状を決定し,3D CADでSTLファイルを完成させる(提出する) 次回(競技会)への準備のため、コマを完成させる. 
コマ競技会の個人活動記録④
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上) 
第11回 コマ競技会・スライド作成
コマ競技会とポスター・レポート作成に関する説明
報告用ポスター成作準備  
個人活動記録
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 発表資料の成作 班員全員でポスターを作成する. 発表準備 
教員やTAからのコメントを役立てることで修正を行う 
個人活動記録
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上) 
第13回 最終成果発表 製作結果を整理し、ポスター発表する. 個人活動記録
コマ製作に関するレポート課題
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 特別講義2 社会人としてものづくりに携わる卒業生による講義
アンケート,レポートを作成  予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 まとめと総括 総括を行う 総括内容を文章にし、レポートを作成する  
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート 50 %, 発表 50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
図書館や書店にある機械工学およびものづくり関係の図書が参考になります。
メッセージ
大学における勉強は高等学校とはどう違うのか、将来の自分を形成するには、リーダーシップを取るにはどのように行動すればよいのか、協調性の役割と方法など、常に考えながら学んでください。
キーワード
機械工学の4力、PDCAサイクル、リーダーシップ、コミュニケーション力、リーダーシップ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
航空宇宙工学概論、生体・ロボット工学概論、材料力学、工業熱力学、流体工学、機械力学
履修条件
連絡先
まとめ役: 田之上健一郎 常盤キャンパス・機械社建棟B410
電話 0836-85-9122 メール:tano@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールを使って連絡をください。
工学部サロンを通じて問い合わせを行うことも可能です。

上道:平日10:00〜17:30(事前メールをください。uemichi@yamaguchi-u.ac.jp)

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