開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
水9~10
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001051001
キャリア教育(産業倫理)[Career Education]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
吉本 則子[YOSHIMOTO Noriko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
吉本 則子 [YOSHIMOTO Noriko], 大久保 洋一, 高松 秀明
特定科目区分
対象学生
工(応化)3年
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会人として必要な倫理観やコンプライアンスの基本を学び、職業生活における適切な行動について理解を深める。
加えて、キャリア形成の重要性を考え、自身の将来設計に役立つ知識を身につける。
さらに、実務家教員による講義を通じて、現場の視点から職業観を養い、実社会で求められるスキルやマインドセットについて理解を深める。
授業の到達目標
社会人として求められる倫理観やコンプライアンスの基本概念を理解する。
キャリア形成の重要性を理解し、自身の将来の働き方について主体的に考えられるようになる。
実務家教員の講義を通じて、実社会における仕事のあり方や職業観を深める。
授業計画
【全体】
本講義は全8回で構成され、第1回から第7回は実務家教員による対面講義を実施する。
まず、キャリア形成の土台として不可欠な工学系技術者の役割と責任について講義を行う。
その後、社会で求められる技術者の素養について情報を提供し、自身の将来の働き方について具体的なイメージをもてるようにする。
さらに、第8回目では、先輩の就職活動の具体的な方法や事例を紹介し、主体的なキャリア形成の準備を支援する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス、化学出身(工学系)の仕事
社会の発展に貢献してきた化学系技術者のこれまでの功績について紹介する。
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第2回
設備災害と公害
過去の産業事故や公害の状況について具体的な事象や原因とともに、その影響について紹介する ボーパール事故と水俣病など
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第3回
技術者倫理
技術者倫理とリスクマネジメントの概念について説明する
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第4回
リスクの考え方と評価
事故は何故おこるのか、リスクの評価と予測する方法(リスクアセスメント)などについて説明する
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第5回
持続可能な社会における化学企業の役割と責任
カーボンニュートラルやLCAに関連した企業(社会)の取り組みについて
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第6回
キャリア形成と就職活動1
国内外の研究開発動向と博士人材のキャリアについて
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第7回
キャリア形成と就職活動2
企業で活躍する卒業生の状況など
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
第8回
キャリア形成と就職活動3
卒業生の進路と今年度の就職活動状況など
小テストとレポート(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 20% D: --%
成績評価法
授業内演習80% 宿題レポート20%
教科書にかかわる情報
備考
資料を配付する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
技術者倫理とリスクマネジメント―事故はどうして防げなかったのか?
ISBN
9784274068720
著者名
中村 昌允
出版社
オーム社
出版年
2012
参考書
書名
新しい時代の技術者倫理 (放送大学教材)
ISBN
9784595315701
著者名
札野 順
出版社
放送大学教育振興会
出版年
2015
備考
メッセージ
本講義で提供される情報は、受講者限定のものです。
講義内容や提供された情報を無断で外部に共有することは禁止します。
受講者として、講義内で得た知識や情報を適切に取り扱い、学習の目的のみに活用してください。
キーワード
産業倫理、技術者倫理、企業倫理、コンプライアンス、リスク評価、リスク管理、進路、キャリア形成、就職活動、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
吉本則子
居室:総合研究棟7F713号室
メールアドレス:noriko-y@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火・木を除く13~17時
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