開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
木1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001070009
哲学(倫理学)[Philosophy]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
柏木 寧子[KASHIWAGI Yasuko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
柏木 寧子 [KASHIWAGI Yasuko]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
教(小)・工(社建)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現代に生きる私たちが直面する倫理的な問いをいくつかとりあげて考えます。そもそも倫理的な問いとはどういう問いでしょうか。その問いをめぐり、どのような議論が展開されてきたのでしょうか。問いがたんに専門学者のものでなく、私たちにも関わりのあるものだとすれば、私たちはどこを出発点として、どのように問いに近づいていけばよいのでしょうか。毎回の授業では、必ずしも単一・明瞭な解答が得られるとは限りません。いったん解答に到達したと思っても、視点を変えれば別の解答が浮かんでくるかもしれません。解答を急がず、問いを問うこと自体を学びたいと思います。
授業の到達目標
哲学・思想・宗教・芸術について基本的知識を身につけ、諸課題を発見・分析・考察する力を養う。
授業計画
【全体】
基本的に教科書を一回あたり一章のペースで読み進めます。教科書の指定箇所をあらかじめ読み、自分なりの関心や疑問点を明確にしたうえで授業に臨んでください。毎回授業内容にかかわる小レポートを作成・提出していただきます。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
導入
授業の進め方の説明、「倫理」とは何か
付)紙資料配付希望調査
復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第2回
第1章
人を助けるために嘘をつくことは許されるか
第1章の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第3回
第2章
10人の命を救うために一人の命を殺すことは許されるか
第2章の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第4回
第3章
10人のエイズ患者に対して特効薬が一人分しかない時、誰に渡すか
第3章の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第5回
第4章
エゴイズムに基づく行為はすべて道徳に反するか
第4章の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第6回
第11章(前半)
他人に迷惑をかけなければ何をしてもよいか
第11章前半の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第7回
第11章(後半)
他人に迷惑をかけなければ何をしてもよいか
第11章後半の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第8回
第13章
現在の人間は未来の人間に対する義務があるか
第13章の予習・復習(授業外学修時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内レポート 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
『現代倫理学入門』(講談社学術文庫1267)
ISBN
9784061592674
著者名
加藤尚武
出版社
講談社
出版年
1997
備考
・授業で扱うのは一部ですので、必要箇所のpdfファイルを修学支援システム上で配付する予定です。「授業支援>講義資料」からダウンロードし(必要に応じて印刷し)、毎回の授業にはノートPCや印刷物を持参し、参照してください。ただし、希望者には印刷物を一括配付します(初回授業時に希望を調査します)。
参考書にかかわる情報
備考
該当なし
メッセージ
○諸事情により、対面型をオンライン(オンデマンド)型に切り替える場合があります。修学支援システム(「講義連絡」「メッセージ」)やメールによる連絡に、日頃から注意してください。
○欠席・遅刻をしないように心がけてください。とくに第1週に欠席した場合は、次週、欠格条件等について必ず確認してください。
○授業中の私語は他の受講者にとって大変迷惑です。何度も注意を受けた方には退席していただきます。
○要望や質問などがあるときは、できるだけ対応を心がけますので、率直に申し出てください。
キーワード
倫理、倫理学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
該当なし
履修条件
連絡先
研究室:人文学部研究棟415号室。 E-mail: kashiwg*yamaguchi-u.ac.jp( * を @ に入れ替えてください)。
オフィスアワー
随時。あらかじめメール等で面会日時について相談してください。
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