開講年度
開講学部等
2026
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
木1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001080008
歴史学(東洋史)[Historical Studies]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
宮古 文尋
ー
担当教員[ローマ字表記]
宮古 文尋
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
医
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
対面での受講、リアルタイムでのオンライン受講、講義動画を視聴するオンデマンド受講の三種の受講方式が選択できるハイフレックス方式で行います(ただし、オンライン形式での受講は授業の半数を超えない範囲に限ります)。授業はリアルタイムでZOOMから配信され、その録画はYouTubeにアップロードされます。受講方式による成績評価の差はありません。ZOOMミーティングルームと講義動画(YouTube)のURLはいずれも教務システム(修学支援システム)よりお知らせします。
大学で学んでもらいたい「歴史学」は、高校までの歴史教科とは異なります。歴史上の出来事や人物、歴史用語や年代を暗記する必要はありませんし、それらをおぼえることも重視しません。本講義を通じて、歴史を「おぼえる」ことよりも、「知る」こと、知ったことをもとにして、「考える」ことを体験して欲しいと思います。
――歴史の学びを通じて、多様な文化、価値観、社会を知る。その知識より、他者を理解し、自らを客観的に見つめる視点を身に付け、現代社会が抱える様々な問題を捉え直す――
本講義が、皆さんにとって、こうしたことを「意識」するきっかけになることが目的です。
授業の到達目標
歴史上の諸事実がどのように解明され、どのような歴史的意義を有するかについて、時代や地域の固有性や普遍性を踏まえながら理解する力を養う。
授業計画
【全体】
まだ教科書には反映されていない、近年の研究成果を踏まえながら、中国とその周辺地域の歴史を概観します。いわゆる「通史」という形ではなく、幾つかのトピックを取り上げる形で歴史過程を概説します。前近代の歴史が中心とはなりますが、前近代社会の特徴が、近代から現代に至るまでの間に失われたのか、残存しているのかを考えることを糸口に、歴史を踏まえた現代社会の再検討を、各テーマごとに試みます。その時、その地域を生きていた人々が、どのような感情を抱き、どのようなことを考えたのかを、当時の人たちの視点から考えてみて欲しいと思います。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
死生観と宗教①:仏教の死生観
「宗教」という言葉と、仏教の死生観はどのようなものなのかについてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第2回
死生観と宗教②:儒教の死生観
儒教の死生観はどのようなものであり、東北アジアの祖先祭祀の背景にどのような死生観が存在するかについてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第3回
死生観と宗教③:東北アジアでの仏教の変容
中国を経由し、儒教の影響を受けた後の仏教の変容と、日本での特徴についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第4回
死生観と宗教④:中国と日本における宗教と儒教
中国と日本において「宗教」はどう定義され、儒教はどう位置付けられているのかについてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第5回
道徳と社会①:儒教道徳と喪礼
「孝」を基軸とした儒教道徳と、その表現であり実践である喪礼についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第6回
道徳と社会②:宗族と住居
「孝」により紐帯する「宗族」と、その理念を体現した建築様式についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第7回
道徳と社会③:「公」と「私」
日中における「公」と「私」の違い、それに伴う社会構造の違いについてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第8回
社会における「責務」と「救済」:統制の手段と構造
宗教がある社会、前近代の中国、そして日本における「責務」と「救済」は何であり、今後どうあるべきであるかを考えます。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
平常点60%、期末課題40%で評価します。
平常点:授業内で出題されるクイズ数問の回答と授業の感想を提出してもらいます。
期末課題:授業内容に関する小作文(3000字以上)を提出してもらいます。
教科書にかかわる情報
備考
講義内で配布するプリントをテキストとします。
参考書にかかわる情報
備考
講義内容についてさらに詳しく知りたい事項があった場合は、関連図書・参考図書を紹介しますので問い合わせてください。
メッセージ
高校までの歴史教科の基礎知識は求めません。日本史や世界史や歴史総合を選択したことがなくても問題ありません。中国史に限らず歴史一般、歴史に限らず現代の中国やアジア諸地域に興味・関心のある学生の受講も歓迎します。
キーワード
中国、アジア、歴史、思想、宗教、仏教、儒教、差別、日本、政治、国民、ナショナリズム、マイノリティ
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
特にありません。
履修条件
特にありません。
連絡先
miyako@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜午前中・木曜5/6・9/10限(人文学部312号室)
※その他の時間もできる限り対応しますのでお問い合わせください。
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