タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 火9~10 講義 3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001100001 経済と法1(資本主義経済の基礎)[Economics and Law 1] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
前原 ひとみ[MAEHARA Hitomi]
担当教員[ローマ字表記]
前原 ひとみ [MAEHARA Hitomi]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 教(小・幼児・特支・情報)・学環※高年次は経済学部生以外可 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
資本主義経済は、19世紀イギリスの産業革命によって生じてから飛躍的な経済発展を遂げてきた。しかし,それと同時に貧富の格差や環境破壊が深刻な社会問題として現われ続けている。こうした社会問題は,19世紀に限らず21世紀の現代資本主義においても引き続き人類や地球全体の課題である。本講義では、資本主義経済の形成や歴史的変遷を捉え、その発展とともにもたらされ加速されてきた問題について理解するために、資本主義経済とはどのようなものか、それが人々の暮らしにどのように結びつくのかといった資本主義経済の基礎を学んでいく。
授業の到達目標
資本主義経済に関する基本的な知識を身につけ、その特徴を把握し、現代社会の諸問題を自ら発見・分析・考察する力を養うことを目標としている。
授業計画
【全体】
資本主義経済における基礎理論をふまえて、資本主義経済の特徴を掴み、現代における諸課題との関連を学ぶ。

1. 講義概要・経済学を学ぶ意義
2. 資本主義経済の発展
3. 資本主義経済の課題(1)格差貧困
4. 資本主義経済の課題(2)人口
5. 資本主義経済の課題(3)情報化
6. 資本主義経済の課題(4)環境
7. 総括
8. 期末試験
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 講義ガイダンス/資本主義経済の基礎理論①経済学を学ぶ意義 ガイダンスとして概要や目標・評価方法などについて確認する。講義では、資本主義経済の基礎理論として、経済学を学ぶ意義について学ぶ。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第2回 資本主義経済の基礎理論②資本主義経済の発展 資本主義経済の基礎理論として、資本主義の発展段階を歴史的に学ぶ。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第3回 資本主義経済の課題①格差貧困 資本主義経済の課題として、相対的貧困・絶対的貧困について学ぶ。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第4回 資本主義経済の課題②人口 資本主義経済の課題として、少子化、人口爆発の立ち位置から人口問題について学ぶ。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第5回 資本主義経済の課題③情報化 資本主義経済の課題として、情報化がもたらした影響について学ぶ。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第6回 資本主義経済の課題④環境 資本主義経済の課題として、先進国と後進国それぞれの立場から環境問題について学ぶ。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第7回 総括 授業全体の総括を行い、今後の資本主義経済について考察する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第8回 定期試験 試験は、第1講から第7講の内容について実施する。 第1講から第7講の講義内容について整理・復習し、試験準備を4時間以上行うこと。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
出席30%、期末試験70%で総合的に評価します。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 資本論体系 10 現代資本主義 ISBN 4641053553
著者名 北原勇・鶴田満彦・本間要一郎[編] 出版社 有斐閣 出版年 2001
参考書 書名 現代日本経済論 [新版] ISBN 4641160864
著者名 井村喜代子 出版社 有斐閣 出版年 2000
備考
テキストは使用せず、毎回講義プリントを配布する。参考資料については、適宜講義内で紹介する。
メッセージ
・講義に関する詳細や注意事項は初回の授業で説明するため、この講義の受講の意思がある場合、
 また受講するか否かを検討している場合には、原則として第1回目の授業に出席すること。
・講義への積極的な参加及び講義進行に対する協力的な姿勢を望む。
・「授業計画」は、受講生の理解促進のために、順序の入れ替え、内容を変更することがある。
・レジュメは、事前にMoodleから配信する場合もあります。その際は事前連絡します。
キーワード
資本主義経済、現代資本主義、発展経済、グローバリゼーション
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
h_maehara@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前に上記メールアドレスに連絡してください。その際に日時を相談して決めます。

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