タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 火1~2 講義 3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001120003 人間の発達と育成1(教育問題の探究)[Human Development and Training 1] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
原田 拓馬[HARADA Takuma]
担当教員[ローマ字表記]
原田 拓馬 [HARADA Takuma]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 経済(146-195)・工(社建) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
人間の発達と育成を成立させる社会的な営みの一つが、教育です。しかし、日本社会では様々な教育問題が生じています。そうした教育問題を性急かつ単純明快に「○○すべきである」「○○すべきではない」と一刀両断することは、「実態」を置き去りにし、かえって本質を見えにくくする可能性さえあります。そこで本科目では、あらゆる教育問題を一つずつ取り上げながら、そのメカニズムや本質的課題について、「実態」をあらわすデータに基づきながら探究していきます。
授業の到達目標
現代のさまざまな分野における発達環境や人づくりの面から、人間の心理・発達や人材育成について理解し考察する力を養う。
授業計画
【全体】
1回の講義で1つのテーマを設定し、それにまつわる様々な教育問題を取り扱います。
担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 教育格差ーー「やればできる」は正しいのか? ・能力主義
・ペアレントクラシー
・不平等
・貧困
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第2回 家族関係ーー家族の責任とは何か? ・児童虐待
・ヤングケアラー
・加害者家族
・家族崩壊
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第3回 教室の中の人間関係ーー息苦しさの正体とは何か? ・スクールカースト
・いじめ
・暴力
・子どもの自殺
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第4回 学校外の子どもの居場所ーー「生きづらさ」をめぐって ・不登校
・ひきこもり
・居場所
・オルタナティブ・トラック
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第5回 偏見と差別ーー「普通」のもつ引力・斥力 ・レッテル
・社会運動
・インクルージョン
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第6回 ワーク・ライフ・バランス(WLB)ーーなぜひとは働くのか? ・キャリア形成
・将来の夢
・長時間労働と過労死
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第7回 未来の教育ーーSNSアカウント=自分なのか? ・アイデンティティ
・主体と身体
・これからの教育はどうなるか?
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安5時間以上)
(具体的な内容については授業中に指示)
第8回 総括と期末試験 総括と期末試験 授業中に指示
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記試験100%
教科書にかかわる情報
備考
資料を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 教育社会学事典 ISBN 9784621302330
著者名 日本教育社会学会編 出版社 丸善出版 出版年 2018
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
教育学部C427・tharada@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日昼休み

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