タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 火9~10 講義 8.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001122001 人間の発達と育成2(行動科学)[Human Development and Training 2] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
西岡 優彦
担当教員[ローマ字表記]
西岡 優彦
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 医(医学) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業では行動科学と心理学の知見を通して,行動に伴う心的メカニズムにも言及を行う。
心理学研究に触れながら,行動と心のメカニズムの関連性を概説する。
授業の到達目標
現代のさまざまな分野における発達環境や人づくりの面から、人間の心理・発達や人材育成について理解し考察する力を養う。
授業計画
【全体】
前半の授業では講義を中心に,行動の成り立ち,生涯発達,パーソナリティ形成など個人を形成する性格的特徴がどのように形成されるのか,人が人たる所以について心理学的観点,行動科学的観点を基盤に講義を行う。授業の後半では禁煙,生活習慣病,拒食などの事例を用いて行動科学的にどのような関り方が適切か小グループに分かれ議論し,プレゼンテーションを行う。

担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 行動科学とは 現在の行動主義心理学の誕生など,歴史的背景に焦点を当て行動科学の成り立ちについて,なぜ医学部において行動科学が必要なのかなど,講義を行う。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第2回 個人差・パーソナリティ 類型論,特性論などパーソナリティ分類の諸説を講義し,ビックファイブ,心疾患との関連があるタイプA尺度などを実際に実施する。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第3回 個人差・集団 内田クレペリン検査の簡易版を実施し,様々なテスト・検査の相違点,長所・短所についてグループでディスカッションを行う。また,集団におけるパーソナリティの変化について講義を行う。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第4回 対人関係とコミュニケーション コミュニケーションの分類,実際医療現場における患者とのコミュニケーションの基礎を講義する。NASAゲームなどを通じて実際のコミュニケーション場面を設定し,グループワークを行う。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第5回 行動の成り立ち 動物の本能行動や学習行動を通じて行動がどのように形成されていくのかを講義する。また,人の臨床例を挙げどのように行動変容を促すのかグループでディベートを行う。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第6回 行動変容・認知行動療法① 症例をいくつか提示し,認知行動療法的な観点からどのように患者と関わり行動変容を促すかグループで討論し,プレゼンの準備をする。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第7回 行動変容・認知行動療法② 先週の授業で課題として課したプレゼンの発表を行う。 講義内容に関連ワードに関して自主的に30分ほど予習・復習する。
第8回 学期末筆記試験 試験 これまでの授業内容を再度復習すること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 35% B: 35% C: --% D: 15%
成績評価法
学期末の筆記テスト100%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
ysaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
10:00-18:00

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