タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 月5~6 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001130001 文化の継承と創造1(技術と安全)[Cultural Transmission and Creation 1] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森岡 弘[MORIOKA Hiroshi]
担当教員[ローマ字表記]
森岡 弘 [MORIOKA Hiroshi]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 教(小・幼児・特支・情報)・学環 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 技術とは何だろうか。よく聞く言葉ではあるが、その意味や内容は多様である。本授業では、はじめに「技術」という言葉およびその用法について考察し、この後さまざまな分野における技術の変遷や失敗の実例について失敗学の観点から概説する。
 
授業の到達目標
伝統の継承や変容、異文化間交流、情報化など現代文化の動きを理解することを通して、前世代から学ぶもの、次世代に伝えるものに関して考察する力を養う。
授業計画
【全体】
本授業は,現代社会における技術について、特に日本国内で多発している事故について失敗学の観点から検討する。そして、どのような時に重大な事故が発生するかを例をあげて説明する。
授業形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法 シラバスを読んでおくこと。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 技術というもの 受講者それぞれが,自らの持つ技術に対するイメージや価値を整理する。
 技術という言葉
の意味や性質について考える。
技術という言の意味や性質について参考書等を関連資料として準備学習2時間と復習2時間を行う
第3回 技術と失敗学 配布した資料をもとにいま日本でなにが起こっているかについて説明する。 配布した資料や参考書等を関連資料として準備学習2時間と復習2時間を行う
第4回 技術と失敗学 配布した資料をもとに代表的な失敗例(タコマ橋の崩落など)を説明する 配布した資料や参考書等を関連資料として準備学習2時間と復習2時間を行う
第5回 技術と失敗学 配布した資料をもとに失敗を生かす観点から失敗をみる 配布した資料や参考書等を関連資料として準備学習2時間と復習2時間を行う
第6回 技術と失敗学 配布した資料をもとに材料の強さと形状について説明する。

生活のまわりにある構造物の形状を観察しておくこと。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 現代社会と技術(機械工学の立場から) 配布した資料をもとに失敗の原因と結果ついて説明する。 配布した資料や参考書等を関連資料として準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 まとめ 技術論および全体の総括を行う 自分の周りにある技術について配布した資料や参考書等を関連資料として準備学習2時間と復習2時間を行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: --% C: 15% D: --%
成績評価法
小テスト・授業内レポート 10% 宿題・授業外レポート90%
教科書にかかわる情報
備考
特に教科書はありませんが、必要に応じて資料を修学支援システムの講義資料により配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 失敗学のすすめ ISBN 4062747596
著者名 畑村洋太郎 出版社 講談社文庫 出版年 2005
参考書 書名 技術の創造と設計 ISBN 4000052446
著者名 畑村洋太郎 出版社 岩波書店 出版年 2006
参考書 書名 強さの不思議―ものづくりで遊ぶ材料力学 ISBN 4765532593
著者名 日本機械学会編集 出版社 技報堂出版 出版年 2005
参考書 書名 新失敗学 : 正解をつくる技術 ISBN 9784065282137
著者名 畑村洋太郎著 出版社 講談社 出版年 2022
参考書 書名 失敗学見るだけノート : 失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! ISBN 9784299035486
著者名 畑村洋太郎監修 出版社 宝島社 出版年 2022
備考
メッセージ
身近な技術に対する関心を高めてもらうため,受講者の興味・関心によって内容を変更する場合があります。
毎回の資料や講義連絡は修学支援システムを利用する。
欠席回数について欠格条件を設定します。具体的な回数については第1回授業で説明します。
キーワード
技術 失敗学 ものづくり 
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
森岡 弘
E-mail:morioka[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい。
オフィスアワー
木3・4時限(10:20~11:50)、学習相談がある場合は、事前に連絡先に記載したメールで前日の17:00までに
連絡してください。

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