開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
木7~8
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001160004
環境と人間(環境と人間)[Humans and Environment]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
桑原 亮一[KUWAHARA Ryoichi]
○
担当教員[ローマ字表記]
桑原 亮一 [KUWAHARA Ryoichi], 宋 俊煥 [Song Junhwan], 藤原 勇 [FUJIWARA Isamu]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
教(教科)・理(数理)・獣※高年次は教(教科)・理(数理)・獣の学生は受入可
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
授業は前半(第1週〜第3週)と後半(第4週〜第8週)に分けて2つのテーマを扱う。
【前半】環境工学の分野において、人間と建築空間の関係について論じる。人間の快適性に及ぼす様々な要因と建築設備技術の役割について理解する。
【後半】人間は、農作と共に定着生活をはじめ、その環境に適応しながら、集落を形成し、集団的生活を営んできた。つまり、人間は、集落をいう形態で、人間の弱さに補ってきたのである。集落は、時代と共に「都市」へと発展しており、「都市」は人間の最大の発明品とも言える。本授業では、「都市」という切り口から「人間」はどのように「環境」に適応し、進化してきたのかを考えることを目的とする。
授業の到達目標
自然の中で生きる人間と環境の問題・課題を総合的に捉え、その将来あるべき姿について考察する力を養う。
授業計画
【全体】
【前半】人間は環境とともに暮らしてきた。第1週では人間の居住空間について様々な地域特性を活かした環境建築物を解説する。第2週では人間の温冷感・快適感についてそのメカニズムを人体コアモデルを用いた快適指標で評価することを理解する。また、客観的な温冷感指標に対して、主観的な温冷感・快適感について考察を深める。第3週では環境評価指標のLEEDとCASBEEについて理解を深め、それらの関連する内容について討議することで環境に対する意識を深める。
【後半】第4週では、都市の形成と人間との関係について概観する。その後、都市の成長・発展に従い、人間が環境にどう対応してきたのかを探るとのことで、第5週・防御的都市、第6週・象徴的都市、第7週・環境汚染の解決策としての近代的都市計画について概観し、都市の観点から人間と環境の関係について考察する。第8週では、使われる都市空間とのことで、人間が「住まいの場」としての都市空間とどう接しているのかを最近の動向とともに概観し、住まいの場としての都市空間の中で、人間が環境とどう関わり、今後どういくべきかと考える。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
自然環境と建築
地域特性を活かした建築設備技術について
メディア授業
復習・課題作成(目安:4時間)
第2回
人間の温冷感・快適感
人間の温冷感・快適感に及ぼす因子と評価指標について
メディア授業
復習・課題作成(目安:4時間)
第3回
建築物の環境評価
環境評価指標LEEDとCASBEEについて
メディア授業
予習・復習(目安:4時間)
第4回
都市の形成と人間
都市の形成と人間・農村との関係について
メディア授業
復習(目安:4時間)
第5回
防御的都市
城壁都市の形成特徴と時代・環境との関係について
メディア授業
予習・復習(目安:4時間)
第6回
象徴的都市
権力者と記念碑的都市の関係について
メディア授業
予習・復習(目安:4時間)
第7回
近代的都市計画
都市への人口集中と環境問題への対策としての都市計画について
メディア授業
予習・復習(目安:4時間)
第8回
使われる都市空間と環境
人間中心の都市空間・環境への動きと課題について
メディア授業
予習・復習(目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
配布資料とする。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
該当なし
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
適宜、参考書を紹介する。
メッセージ
本講義はWebexなどを利用したメディア授業です。メディア授業の案内は、事前に修学支援システム等で連絡します。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
履修条件
原則、教育学部、理学部、獣医学部に在籍する学生とする。
連絡先
桑原:rkuwahar@yamaguchi-u.ac.jp
宋:song@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
桑原:火曜14:30~16:00
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