タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 火3~4 講義 4.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001161001 環境と人間(環境と人間)[Humans and Environment] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
秋田 知芳[AKITA Tomofusa]
担当教員[ローマ字表記]
秋田 知芳 [AKITA Tomofusa], (未 定), 藤原 勇 [FUJIWARA Isamu]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 工(感性)2年 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
1)日本は自然災害の多い国である。その被害を最小限に食い止めるために、様々な建物・構築物を建てる。そうした自然が人間環境に及ぼす影響、人間が自然に及ぼす影響について考え、それを分析し、図や文章に表わす。
2)建築分野における人間の活動のうち、建築材料、建設発生土、建物解体をテーマに、近年の話題を取り上げながら、環境との関りについて自ら考察し、簡潔なレポートを作成する。
授業の到達目標
自然の中で生きる人間と環境の問題・課題を総合的に捉え、その将来あるべき姿について考察する力を養う。
授業計画
【全体】
1)地震、風水害などのハザードについての知識を得る。これを分析
日本建築学会などの環境負荷削減の取り組みについて講義する。また,廃棄物の利用と循環型社会の構築について紹介する。環境負荷と安全性などのレポートを課す。
2)建築材料、建設発生土、建物解体と環境の関わりについての知識を得ると共に,考察して簡潔にまとめることで,自身の考えを整理して伝える方法を身に付ける。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 自然環境が人間へ与える影響 台風や地震などの自然災害について、どのような情報が得られるかを学び、どのような2次的な影響が発生するかを考える。授業中にレポートを作成する。 地震や風水害に関する報道情報に注意しておく(目安時間4時間)
第2回 安全安心な環境への策 自然災害の影響を低減する策を考える。グループディスカッションを経て、客観的なレポートを作成することを学ぶ。授業中に、レポートを作成する。 地震や風水害発生時の防災・減災に関する報道情報に注意しておく(目安時間4時間)
第3回 人間が周辺環境へ与える影響 人間が自然環境へ与える悪影響を低減する策を考える。情報の分析方法、起承転結のあるレポートを作成することを学ぶ。授業中に、レポートを作成する。 建物構築物による自然や環境破壊に関する報道情報に注意しておく(目安時間4時間)
第4回 日々の人間活動が自然へ及ぼす影響 日々の人間活動が自然へ及ぼす悪影響とそれを低減する策を考える。分析結果をもとに策を建てる方法、図を作成し、それを引用したわかりやすいレポートを作成する 建物構築物による自然や環境破壊に関する報道情報に注意しておく(目安時間4時間)
第5回 建築材料と環境 建築分野における人間の活動のうち、建築材料(コンクリート、鋼材、木材)と環境について考える。 建築材料(コンクリート、鋼材、木材)について予習しておく(目安時間4時間)
第6回 建物解体と環境 建築分野における人間の活動のうち、建物解体と環境について考える。 建物解体について予習しておく(目安時間4時間)
第7回 建築とSDGs 建築分野におけるSDGsについて考える。 SDGsについて予習しておく(目安時間4時間)
第8回 山口大学環境報告書 山口大学の環境マネジメントについて環境報告書に記載事項を理解し、大学生活における環境保全活動を考える 他大学または山口大学のの環境報告書を読んで、大学の取組について考察する。さらに環境に関する検定もあるので挑戦してみる(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 15% C: 15% D: --%
成績評価法
レポートで評価する
レポート 100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は定めない
参考書にかかわる情報
備考
1-4)地震や風水害に関する公的な報告書等を参考とする。
5-8)環境白書,エネルギー白書,国土交通白書などの公的刊行物が参考になる。
メッセージ
私たちと環境とのかかわりあいについて関心を持つとともに、その考えを表現することを学んでください。
キーワード
環境 地震被害 風水害 廃棄物 環境問題
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
「山口と世界」など一般教養科目
履修条件
連絡先
akita@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
秋田:木曜9・10時限

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