タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 月1~2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001170005 食と生命(環境と食料生産)[Food and Life] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤間 充[TOHMA Mitsuru]
担当教員[ローマ字表記]
藤間 充 [TOHMA Mitsuru]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 工(電気・知能) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
20世紀後半の産業の発展は我々の生活を著しく豊かにした。しかしその一方で、地球温暖化、大気・水質の汚染、森林や野生生物の減少などの環境問題を引き起こしてきた。食料生産は環境と密接に関係しており、これらの環境問題の原因となるとともに、多大な悪影響も受けている。
 本講義では食料生産と環境の関係を多面的に講述する。
授業の到達目標
人間が生きるために必要な食資源について関心を払い、生命に関して多角的な視点から考察する力を養う。
授業計画
【全体】
食料生産とそれを取り巻く環境との関係、農業による環境汚染、農業の持つ環境保全機能について講義する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 自然生態系と農業生態系 自然生態系と農業生態系の特徴と相違点 予習復習(4時間程度)を行うこと
第2回 生物多様性と食料生産 生物多様性と食料生産の関係 予習復習(4時間程度)を行うこと
第3回 農業の持つ環境保全機能 洪水防止機能
1.水質浄化機能
2.浸食防止機能など
予習復習(4時間程度)を行うこと
第4回 食料生産と水の問題 1.河川流量の変化
2.灌漑の功罪
予習復習(4時間程度)を行うこと
第5回 食料生産と土壌劣化 1.土壌侵食
2.土壌の塩類化
3.砂漠化
予習復習(4時間程度)を行うこと
第6回 地球温暖化と食料生産 地球温暖化の食料生産への影響 予習復習(4時間程度)を行うこと
第7回 食料生産による環境負荷
食料生産とSDGs
1.農薬による環境汚染
2.食料生産とSDGs
予習復習(4時間程度)を行うこと
第8回 まとめ まとめ 復習(4時間程度)を行うこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
宿題40%、期末レポート60%
教科書にかかわる情報
備考
授業には配布資料を使用する。
参考書にかかわる情報
備考
配布資料に使用した参考資料は別途提示する。
メッセージ
宿題は遅れても受領するので、必ず提出すること。
キーワード
環境問題、食料生産
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
該当なし
履修条件
連絡先
農学部附属農場
mtoma@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日10:30-12:00

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