開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金3~4
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001180049
物理学Ⅰ(物理学Ⅰ)[Physics I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
新沼 浩太郎[NIINUMA Kohtarou]
ー
担当教員[ローマ字表記]
新沼 浩太郎 [NIINUMA Kohtarou]
特定科目区分
対象学生
令和2年度以前入学の理の再履修学生・農
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
自然科学を学ぶ上での基礎的知識として、また、さまざまな電子機械・機器を使いこなす上での基礎的素養として、物理学は不可欠である。この講義では、物理学のなかで最も基礎的な力学を中心に学ぶ。基礎的な事柄から出発し、可能な限り例題を取り扱い、直感的、具体的な理解が得られるようにする。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
力と運動の法則、放物運動、振動、円運動などの種々の運動、エネルギーや運動量などの保存則、質点系の力学について学ぶ。授業は、項目ごとに基本事項と例題・問題をまとめた授業資料を用意し、力学に関する法則の解説と例題演習を中心とする。基礎事項を復習し、実際に例題に当たって計算することで理解が深まるので、問題演習のレポートを課し、同時に理解度をチェックする。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
力学の基本 Ⅰ
等速運動・等加速度直線運動
Moodle上の授業資料の予習(目安時間:4時間)
第2回
力学の基本 Ⅱ
例題演習及び、速度・加速度(微分)、単位系
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第3回
力学の基本 Ⅲ
いろいろな力と力の釣合、運動の法則
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第4回
力学の基本 Ⅳ
ニュートンの運動方程式の立式と解法
① 一次元の運動、二体問題
教科書の関連箇所の予習と授業の復習(目安時間:4時間)
第5回
力学の基本 Ⅴ
運動方程式の立式と解法
② 斜面
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第6回
力学の基本 Ⅵ
運動方程式の積分
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第7回
力と運動 Ⅰ
放物運動
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第8回
中間まとめ
これまでのまとめ及び理解度を確認する。
これまでの範囲の復習(目安時間:4時間)
第9回
力と運動 Ⅱ
万有引力と円運動
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第10回
力と運動 Ⅲ
振動現象 単振動
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第11回
仕事とエネルギー
仕事の定義及び、仕事とエネルギーの関係
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第12回
力学的エネルギー保存則
保存力(重力、バネの力)が働く場合のエネルギー保存則
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第13回
例題演習
仕事とエネルギーについての総合的な例題演習
これまでの範囲の復習(目安時間:4時間)
第14回
運動量保存則
運動量及び運動量保存則
Moodle上の授業資料の予習と授業の復習、演習問題(目安時間:4時間)
第15回
全体のまとめ
全体のまとめ及び、理解度・到達度を確認する。
全体の復習(目安時間:4時間)
第16回
期末試験
筆記試験
全体の復習(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: --%
成績評価法
演習レポート、学期末の筆記テストで評価します。
演習レポート 20%、学期末の筆記テスト 80%
教科書にかかわる情報
備考
授業資料や演習問題をMoodleに置いてあります。
教科書は特に指定しませんが、高校で物理を履修していない場合は、原先生の参考書を持っておくとよいと思います。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
第5版 基礎物理学 Web動画付
ISBN
9784780610420
著者名
原 康夫
出版社
学術図書出版社
出版年
2022
参考書
書名
力学 : 理工系の基礎
ISBN
9784785322472
著者名
白石 清
出版社
裳華房
出版年
2015
備考
メッセージ
物理が苦手でも理解できるように、基本的事項から始め、理解度を確認しながら進んでいきます。
講義内容の理解の助けとなるよう、具体的な例題及び演習問題を解く時間を授業中に設けます。分からないところがあれば、どんどん質問して下さい。
また、適宜レポート問題も課しますので、各自で演習問題を解くことにより講義内容の理解を深めてください。
演習問題の詳細な解答例をMoodleに載せますので、参考にして学習して下さい。
キーワード
力学、力、運動、ニュートンの法則、保存則、エネルギー
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
物理学Ⅱ
履修条件
連絡先
理学部本館2階233 新沼研究室
niinuma@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
在室していれば基本的にいつでも良いですが、不在のことが多いので事前にメールで連絡をすることを推奨します。
(講義後に質問などしていただいても構いません)
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