タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001180052 物理学Ⅰ(物理学Ⅰ)[Physics I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
赤井 光治[AKAI Koji]
担当教員[ローマ字表記]
赤井 光治 [AKAI Koji]
特定科目区分   対象学生 工(知能) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
物理学の基本となる物体(質点および剛体)の運動について学習する。具体的には、物体の位置や速度と言った物理量について、またそれらを用いて運動の基本法則が数式で表現できることを学ぶ。更に、基本法則から数学的な手法を用い様々な運動を導く方法を学ぶ。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
1. 物理量と単位
2. 運動を記述する:運動の法則
3. 運動を特徴づける保存量と保存則:エネルギー、運動量、角運動量
4. 色々な運動
5. 剛体の運動
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 はじめに 物理量および単位系について 教科書を準備しておく(4時間)
第2回 運動の基本:力について 力やベクトルを使って表現する 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第3回 運動の基本:位置、速度と加速度 速度や加速度を微分を使って表現する 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第4回 運動の基本:運動の法則 力と運動の関係について:運動の法則 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第5回 運動の基本:円運動 具体的な運動として、円運動について説明する 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第6回 力と運動:落下運動 運動方的式の考え方を落下運動を具体的に考えならが説明する 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第7回 力と運動:振動 単振動、端振り子: バネにつながれた重りや振り子の運動について考える 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第8回 中間まとめ 第7週までのまとめ これまでの内容を復習しておく(4時間)
第9回 力と運動:仕事とエネルギー 力学において極めて重要な概念である仕事とエネルギーについて説明 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第10回 力と運動:運動量 力積と運動量:物体の衝突現象を例に運動量について考える 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第11回 力と運動:回転運動 力のモーメントと角運動量質点の回転運動における力のモーメントと角運動量について考える 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第12回 剛体:剛体の釣り合い 剛体の定義と剛体に対する力の釣り合いを考える 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第13回 剛体:剛体の運動 剛体の慣性モーメントの定義および回転運動について考える 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第14回 見かけの力 遠心力やコリオリ力について考える。 教科書の予習をし、指定された演習問題をしておく。(4時間)
第15回 総まとめ 全体に対する総括 これまでの内容を復習しておく(4時間)
第16回 試験 講義内容全体に対する試験 これまでの内容を復習しておく(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テストおよび定期試験により評価する.
定期試験(中間・期末試験)95%, 小テスト・授業内レポート 5%.
教科書にかかわる情報
教科書 書名 第5版 基礎物理学 ISBN 9784780610420
著者名 原康夫著 出版社 学術図書出版社 出版年 2022
備考
講義に関する情報は必要に応じウエブシステム(Moodle)を利用する。
http://mdcs5.cc.yamaguchi-u.ac.jp/moodle/
参考書にかかわる情報
参考書 書名 物理学演習問題集 力学編 ISBN 9784780601701
著者名 原康夫, 右近修治共著 出版社 学術図書出版社 出版年 2009
備考
メッセージ
身の周りの多くの現象は沢山の粒子の集団運動により引き起こされている。しかし、その現象の最も基本的な部分は1つの粒子の運動である。単なる机上の話ではなく、実際の現象との関連を探してほしい。
キーワード
運動、運動方程式、力、加速度、エネルギー、運動量、剛体
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
物理学II, 物理学実験B
履修条件
連絡先
akai@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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