開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火5~8
実験・実習
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001180053
物理学実験A(物理学実験A)[Physics Laboratory A]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
新沼 浩太郎[NIINUMA Kohtarou]
ー
担当教員[ローマ字表記]
新沼 浩太郎 [NIINUMA Kohtarou], 堀川 裕加 [HORIKAWA Yuka], 笠野 裕修
特定科目区分
対象学生
理(生物・化学・地球)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
力学、光学、熱力学、電磁気学等の分野に渡って設定された基礎的な実験テーマについ
て、自らの手で実験を行い、測定結果の処理、解析をし、その結果について考察を加
え、実験レポートを作成する力を養うことを目指している。
実験は原則として二人一組で行い、また、実験は授業計画の所に記したA〜K (ただしJを除く)
の10テーマをローテーション表(ガイダンス後に掲示)に従い、毎回1テーマずつ行う
という形で実施する。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
初回に、ガイダンスを行い、翌週からは下記の10のテーマについて1週に1つ実験を行い、結果を正しく報告する、または正しいフォーマットに従ったレポートを作成し提出する。
A.重力加速度の測定(ボルダ振子による測定)
B.ヤング率の測定(たわみの方法)
C.表面張力の測定(ジョリーのばね秤による方法)
D.熱の仕事当量の測定
E.線膨張率の測定
F.交流の周波数の測定
G.導線とサーミスタの電気抵抗の温度依存性
H.ダイオードとトランジスターの特性
IA.オシロスコープによる清流平滑回路の特性観測
K.回折格子による光の波長の測定
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
物理学実験を行う上での諸注意(安全教育を含む)
レポート作成の練習
講義内容の復習を行う(目安時間:4時間以上)
第2回
各自に割り当てられたテーマについての実験(1)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第3回
各自に割り当てられたテーマについての実験(2)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第4回
各自に割り当てられたテーマについての実験(3)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第5回
各自に割り当てられたテーマについての実験(4)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第6回
中間まとめ1
物理学実験を行う上での諸注意、データの取り扱いおよびレポート作成方法についての再確認
講義内容についての復習(目安時間:4時間以上)
第7回
各自に割り当てられたテーマについての実験(5)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第8回
各自に割り当てられたテーマについての実験(6)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第9回
各自に割り当てられたテーマについての実験(7)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第10回
各自に割り当てられたテーマについての実験(8)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第11回
中間まとめ2
物理学実験を行う上での諸注意、データの取り扱いおよびレポート作成方法についての再確認
講義内容についての復習(目安時間:4時間以上)
第12回
各自に割り当てられたテーマについての実験(9)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第13回
各自に割り当てられたテーマについての実験(10)
指示されたテーマについて実験を行う。
得られたデータについて適切な処理(有効数字等)をして結果としてまとめる。
実施テーマについての内容をよく読んで理解しておくこと(目安時間:1時間以上)
実験結果をレポートとしてまとめること(目安時間:3時間以上)
第14回
実験についての講評
受講者の実験態度及び提出レポートについての講評を行う。
講評された内容について復習する(目安時間:4時間以上)。
第15回
まとめ
提出レポートの修正等。
実験データの取り扱い、レポートの書き方等について復習する(目安時間:4時間以上)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 50% D: --%
成績評価法
毎回の実験に関する提出レポートおよび実験への取り組みの様子で評価します。
レポート80%、実験への参加度20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
基礎物理学実験
ISBN
9784808220907
著者名
山口大学「共通教育」物理学実験テキスト編集グループ
出版社
東京教学社
出版年
2023
備考
教科書備考:実験テキストは大学生協で販売予定。ガイダンスまでに必ず購入しておくこと。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
”測る”を究めろ! ー物理学実験攻略法
ISBN
9784621085141
著者名
久我 隆弘
出版社
丸善出版
出版年
2012
備考
メッセージ
次回のテーマについての予習を必ずしておき、手際よく実験を行うこと。
キーワード
物理学,実験
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
物理学Ⅰ、物理学Ⅱ
履修条件
連絡先
理学部本館南棟233号室,niinuma@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
在室していればいつでも来ていただいて構いませんが、不在のことも多いため来室前にメール連絡をすることを推奨します。
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