タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 金5~8 実験・実習 9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001180067 物理学実験B(物理学実験B)[Physics Laboratory B] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
浅田 裕法[ASADA Hironori]
担当教員[ローマ字表記]
浅田 裕法 [ASADA Hironori], 大木 順司 [OHGI Junji], 蓮池 里菜 [HASUIKE Rina], 村田 卓也 [MURATA Takuya], 國次 公司 [KUNITSUGU Kohji], 増山 和子 [MASHIYAMA Kazuko], 笠野 裕修 [KASANO Hironobu]
特定科目区分   対象学生 工(機械・応化・循環)の学籍番号前半 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
物理学実験では,力学・熱力学・光学・電磁気学などの物理学の基礎分野から選択されたテーマについて実験を行う.実験データを整理して考察したレポートを作成し提出する.
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
以下に記載された実験テーマのうち、指定されたテーマの実験を5回実施するとともに、ガイダンス(測定値の取り扱い方やレポート作成練習を含む)1回とレポート指導2回を行う。各実験班が行う実験テーマとその順番、レポート指導については、オリエンテーション後に物理学実験の掲示板にスケジュール表が掲示されるので、各自確認すること。前述したように,物理学実験はクォータ制で行われる(前期を前半と後半に分けて,物理学実験と化学実験を行う)。

実験A 重力加速度の測定:ボルダの振り子を使用して重力加速度を測定する。
実験B ヤング率の測定:物体に外力を加えると変形する。この伸びの変形に対する弾性率(ヤング率)を測定し、物体の弾性について理解する。
実験C 表面張力の測定:Jollyのバネばかりを用いて、水やアルコールの表面張力を測定する。
実験D 熱の仕事当量の測定:ジュールの熱量計を用いて、熱の仕事当量を測定する。
実験E 線膨張率の測定:金属棒の線膨張係数を測定する。
実験F 交流の周波数の測定:交流磁場中の鋼鉄線や静磁場中の交流電流が受ける力により弦を振動させ、固有振動数から交流の周波数を求める。
実験G 導線とサーミスタの抵抗の温度依存性:導線等の電気抵抗の温度による変化を測定する。
実験IB オシロスコープによる波形観測:オシロスコープを使って、抵抗とコンデンサー回路の緩和現象を観測する。
実験J 電子の比電荷(e/m)の測定:磁場中を運動する電子の軌跡を観測し、電子の比電荷(電荷と質量の比、e/m)を求める。
実験K 回折格子による光の波長の測定:分光計および平面回折格子を用いて輝線スペクトルの波長を測定する。
実験H ダイオードとトランジスタの特性:ダイオードの電流-電圧特性からスイッチ特性を確認するなどの実験を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス・測定値の取り扱い方・レポートの書き方 実験上の注意レポート提出,評価基準について説明する。それに続いて、測定値の取り扱い方やグラフや表などを含めレポートの書き方を勉強する。 測定値の取り扱い方並びにレポート書き方について実験書等をみながら予習・復習をする (学修時間の目安 4時間以上)
第2回 実験 スケジュール表にしたがって上記の実験の内から一つの実験を行う。 予習レポートを作成し、実験を理解しておく(目安:2時間以上)。実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成する(目安:4時間以上)
第3回 実験 スケジュール表にしたがって上記の実験の内から一つの実験を行う。 予習レポートを作成し、実験を理解しておく(目安:2時間以上)。実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成する(目安:4時間以上)
第4回 レポート指導 これまで作成したレポートについて指導を行う。 指導に備えてレポートのブラッシュアップおよび理解をしておく(2時間)。指導にしたがってのレポートの修正と復習を行う(2時間)。
第5回 実験 スケジュール表にしたがって上記の実験の内から一つの実験を行う。 予習レポートを作成し、実験を理解しておく(目安:2時間以上)。実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成する(目安:4時間以上)
第6回 実験 スケジュール表にしたがって上記の実験の内から一つの実験を行う。 予習レポートを作成し、実験を理解しておく(目安:2時間以上)。実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成する(目安:4時間以上)
第7回 実験 スケジュール表にしたがって上記の実験の内から一つの実験を行う。 予習レポートを作成し、実験を理解しておく(目安:2時間以上)。実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成する(目安:4時間以上)
第8回 レポート指導と総括 これまでに書いたレポートおよび作成課題について指導する。また、これまで学んだ実験について総括する。 これまでのレポートについて指導に備えてブラッシュアップしておく(2時間)。指導にしたがってのレポートの修正を行い、レポートの基本と学んだ物理現象について復習する(2時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 80% D: --%
成績評価法
レポートで評価する 100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 基礎物理学実験 ISBN
著者名 山口大学共通教育「物理学実験」テキスト編集グループ 出版社 東京教学社 出版年 2025
備考
参考書にかかわる情報
備考
理科年表や物理学の教科書を参考にしてください
メッセージ
実験を行う前日までに、テキストに目を通し、予習レポートを作成し、実験装置や手順などについて予習してください。オリエンテーションで説明したように予習レポートを紛失した場合などはMoodleから取ってください。
キーワード
物理、実験
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
物理学I,物理学II
履修条件
連絡先
全般に関しては教務係か取りまとめの浅田まで(E-mail: asada@yamaguchi-u.ac.jp)
実験に関することは各実験の担当者に連絡(Moodleに掲載)
オフィスアワー
教務係あるいはメールで担当教員へ時間等を相談してください
工学部サロンを活用してください

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