開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月3~4
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001180069
化学Ⅰ(化学Ⅰ)[Chemistry I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤原 勇[FUJIWARA Isamu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤原 勇 [FUJIWARA Isamu]
特定科目区分
対象学生
工(循環)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
化学の基礎となる理論・原理を解説する。原子、分子、物質量、化学結合、物質の状態、酸と塩基、平衡、化学熱力学などの物理化学の基礎となる幅広い基礎を身に付けさせます。
授業後の演習問題を通して、理解を深める。化学の課題を自ら発見し、主体的にを身につける。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
自学しやすいように、テキストの項目単位で講義し、毎週講義後にその日の重要項目について、演習問題・レポートを通して講義内容の理解を深める。なお、理解度を考慮して進度を変更することがある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
化学の基礎
原子の構造
原子量、分子量、物質量、化学反応式、原子、電子配置、原子スペクトル、量子論、電子の軌道
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間
第2回
元素の性質
元素の種類、元素の性質と周期性、結合の極性、周期表と電子配置
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第3回
化学結合とその理論
共有結合の理論:原子価結合法、共有結合の理論:分子軌道法、等核二原子分子の分子軌道
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第4回
分子の構造
混成軌道、分子の形、ベンゼン、VSEPR理論を解説する。
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第5回
気体とその性質
気体の法則、気体の状態方程式
気体の性質、気体分子運動論
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第6回
液体とその性質
溶液の濃度、沸点をと凝固点、状態図、溶液・分散系、気体の溶解、固体の溶解、浸透圧、ラウールの法則
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第7回
固体の構造
固体と結晶、結晶格子、結晶構造、金属結晶、イオン結晶、共有結合の結晶、分子結晶、X線結晶解析、非晶質
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第8回
中間試験
第1週から第6週までの理解度の確認
第1週から第6週まで復習4時間以上
第9回
化学反応とエネルギー
化学反応と熱、反応熱、エンタルピー、結合エネルギー、熱力学第二法則、エントロピー、ギプス関数
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第10回
化学平衡
化学平衡、平衡定数、電解質、液相平衡、電離平衡、溶解度積
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第11回
反応速度とエネルギー
反応速度式、触媒、活性化エネルギー、アレニウスの式
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第12回
酸・塩基
酸・塩基の理論、pH、緩衝溶液
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第13回
酸化・還元
酸化・還元、
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第14回
電池と電気分解
電池
予習約2時間と復習(レポートも含めて)2時間。
第15回
期末試験
第7週から第14週までの理解度の確認
復習(レポートも含めて)4時間以上
第16回
復習
第1週から第14週までの理解度の確認
復習(レポートも含めて)4時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 25% D: --%
成績評価法
小テスト 10%、レポート 10%、中間筆記テスト 40%、学期末筆記テスト 40%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ベーシック化学
ISBN
9784759815931
著者名
竹内敬人
出版社
化学同人
出版年
2015
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
物理化学の基礎
ISBN
4807902261
著者名
P.W.Atkinsm・M.J.Clugston著、千原秀昭・稲葉 章 訳
出版社
東京化学同人
出版年
1984
参考書
書名
化学の基礎
ISBN
4000079816
著者名
竹内敬人
出版社
岩波書店
出版年
参考書
書名
基礎物質科学
ISBN
9784782705285
著者名
蒲池幹治・岩井 薫・伊藤浩一
出版社
三共出版
出版年
2007
参考書
書名
基礎化学
ISBN
9784759808032
著者名
日本化学会編
出版社
化学同人
出版年
1998
備考
図書館には、多くの基礎化学に関する参考書があるので、各自で調べて自学することが望ましい。また、高校の化学で学んだ内容が基礎になっているので、高校の教科書や参考書の利用も勧める。
メッセージ
「化学Ⅰ」は、科学技術、工学の基礎となる重要科目である。予習と復習を十分に行うこと。授業内容のうち、とくに重要な部分は、復習しておくこと。
キーワード
原子、分子、物質量、イオン、電子軌道、周期律、共有結合、混成軌道、分子間相互作用、理想気体と状態方程式、実在気体、溶液、濃度、状態図、熱力学の基礎、エンタルピー、エントロピー、ギブス関数、化学平衡、平衡定数、酸と塩基、pH、反応速度式、活性化エネルギー、酸化・還元、電池
持続可能な開発目標(SDGs)
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
環境物質科学系の専門科目(物理化学、無機化学、有機化学、高分子化学など)
履修条件
連絡先
教育支援センター
藤原 勇
Tel 083-933-5137
メール:fuji@yamaguchi-u.ac.jp
共通教育(共用A棟:102号室) 工学部サロンの近くです
オフィスアワー
オフィスアワーの時間は特にありません。 予めメールで連絡してきてください
ページの先頭へ