開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001180071
化学Ⅰ(化学Ⅰ)[Chemistry I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
和泉 研二[WAIZUMI Kenji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
和泉 研二 [WAIZUMI Kenji], 村上 清文 [MURAKAMI Kiyofumi]
特定科目区分
対象学生
工(感性)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
授業の前半は、原子の構造、電子配置、化学結合、分子の形、中和反応や酸化還元反応などの溶液内反応、無機化合物の性質など、無機化学分野を中心とした基礎的な講義を行う。後半は、化学および種々の化学現象をより深く理解するために不可欠であり、あらゆる発展領域にとって重要な化学平衡概念を、具体的事例を交えて講義する。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な化学の基礎的知識を習得し、説明できるようになる。
授業計画
【全体】
以下にある毎週の計画に沿って行う予定だが、理解度を考慮し進度を変更する可能性がある。
中間試験、期末試験を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
原子、分子と化学結合
電子配置、周期表、化学結合、分子の形と極性
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第2回
物質の三態
状態変化、気体・液体・固体の特徴と性質、溶液
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第3回
酸と塩基
酸、塩基、中和反応、塩の加水分解、緩衝作用
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第4回
酸化と還元
酸化、還元、酸化還元電位、化学電池
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第5回
無機物質(1)
典型元素、非金属元素
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第6回
無機物質(2)
金属元素、金属錯体
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第7回
無機物質(3)
無機化合物、無機工業化学
授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(4時間程度)。
第8回
中間まとめと中間試験
第1週から第7週までの内容についてのまとめと中間試験
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第9回
化学熱力学の必要性、気体概念1
1.後半部の導入
2.気体状態の理解度テスト
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第10回
気体概念2
1.アルゴリズム vs 概念理解
2.実際の気体のイメージ
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第11回
エネルギーとエネルギー保存則
1.仕事・熱・温度
2.熱力学第一法則
3.エンタルピーと熱容量
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第12回
エントロピーと平衡1
1.平衡の条件:熱力学第二法則
2.エントロピー
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第13回
エントロピーと平衡2
1.エントロピーの圧力・温度依存性
2.エントロピーの分子的基礎
3.熱機関
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第14回
水の化学的・熱的性質
1. 地球上の水の起源
2. 水の分布と循環
3. 水の性質
4.表面張力
予習として、高校の教科書や関連する基礎的内容の専門書を読んでくる(2時間程度)。復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(2時間程度)。
第15回
現代文明と地球環境
1.拡散現象
2.現代文明における水の役割
3.地球の熱環境
復習として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(4時間程度)。
第16回
期末試験
化学Iの後半の内容についての試験
試験への準備として、授業中の問題が解けるようになっておくこと。また、専門用語を自分自身の言葉で説明できるようノートを整理する(4時間程度)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験50%、期末試験50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
基礎化学熱力学
ISBN
4759802258
著者名
E.B.Smith
出版社
化学同人
出版年
1992
備考
参考書備考:適宜、プリント等を配布する。
図書館には他にも多くの関連する参考書があるので、各自で自分にあった本を探すこと。また、授業の前半は高校で習う内容も多いので、高校の教科書や参考書も利用するとよい。
メッセージ
前半は基礎的な事項を中心に行いますが、後半からは基礎を踏まえた上で、さらに段階的な理解が必要になります。どのような勉強でも積み重ねが重要です。受身にならず自主的、積極的に取り組んで下さい。
キーワード
原子と分子、電子配置、化学結合、酸と塩基、酸化と還元、無機化合物、エネルギー、熱力学、化学ポテンシャル、化学平衡
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
和泉研二 bec20@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜5コマ目(和泉)
村上は非常勤講師なのでオフィスアワーはありません。質問等は授業後またはメールでしてください。
村上メールアドレス:kmura@yamaguchi-u.ac.jp
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