開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001180072
化学Ⅰ(化学Ⅰ)[Chemistry I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
安達 健太[ADACHI Kenta]
ー
担当教員[ローマ字表記]
安達 健太 [ADACHI Kenta]
特定科目区分
対象学生
農(生資)・令和2年度以前入学の理(生化を除く)の再履修学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
化学全般の理解に必要な基本概念について解説を行う。
『モルの概念』、『原子の構造』、『電子配置』、『化学結合』、『分子の形』、『化学平衡』、『酸・塩基』、『酸化・還元』、『化学反応速度』など物理化学における初歩の内容である。
高校での化学とのつながりに注意を払い、専門科目に必要な基本的事項について講述する。
授業内演習問題や小テストなどを通じて、自学を促しながら進める。
🔴農学部生物資源環境科学科のCP(カリキュラム・ポリシー)、及びDP(ディプロマ・ポリシー)は下記URL参照のこと
■生物資源環境科学科カリキュラム・ポリシー■
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/campus/cp/cp_f_agr_env
■生物資源環境科学科ディプロマ・ポリシー■
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/campus/dp/dp_f_agr_env
🔵理学部(生物・化学科を除く)のCP(カリキュラム・ポリシー)、及びDP(ディプロマ・ポリシー)は履修簿参照のこと
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
自学しやすいように、テキストの項目単位で講義し、毎週講義の最後にその日の重要項目について小テストを課す。
なお、理解度を考慮し進度を変更する可能性がある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
化学の基本
化学の基礎となる原子・分子の成り立ちについて説明する。
また化学の基本単位である「モル」及び濃度について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第2回
原子の構造と性質1
原子の構成素粒子および電子軌道について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第3回
原子の構造と性質2
原子の核外電子配置とその原子の化学的性質および周期表との関連について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第4回
原子から分子へ1
化学結合、特に共有結合とそれによる分子の形について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第5回
原子から分子へ2
σ結合およびπ結合更に異性体について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第6回
いろいろな結晶
化学結晶について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第7回
中間まとめ・理解度確認試験
第1回~第6回講義の総括
指定教科書を読んで予習(120分程度)・復習(120分程度)をすること
第8回
分子の世界1
物質の三態と気体の諸性質について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第9回
分子の世界2
液体と固体の諸性質について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第10回
エネルギーとエンタルピー
化学反応におけるエンタルピーを説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第11回
化学平衡の原理
化学平衡について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第12回
酸と塩基1
酸と塩基の概念と解離平衡について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第13回
酸と塩基2
中和反応、緩衝溶液などについて説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第14回
酸化と還元
酸化と還元の概念について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第15回
反応の速度
化学反応速度について説明する。
指定教科書を読んで予習(120分程度)・講義内容・小テスト内容を復習(120分程度)をすること
第16回
まとめ(総括)・期末試験
第8回~第15回講義の総括
指定教科書を読んで予習(120分程度)・復習(180分程度)をすること
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト:20%
理解度確認試験:40%
期末試験:40%
※出席は欠格条件とし、5 回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
Freshman化学
ISBN
9784780607765
著者名
浅野 努ほか
出版社
学術図書出版社
出版年
2019
備考
参考書にかかわる情報
備考
図書館には他にも多くの関連する参考書があるので、各自で自分にあった本を探し自学することが望ましい。
また、授業の前半は高校化学で習う内容も多いので、高校の教科書や参考書も利用するとよい。
メッセージ
当然のことであるが、講義中の飲食、私語、携帯電話などの使用は厳禁である。
その他、周りの受講者に迷惑となる行為が認められる場合、厳しく対処するので注意すること。
キーワード
原子と分子、電子配置、化学結合、酸と塩基、酸化と還元、無機化合物、エネルギー、熱力学、化学ポテンシャル、化学平衡
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
化学II
履修条件
連絡先
安達健太
電話:083-933-5731(理学部本棟:441号室)
メール:k-adachi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
毎週月曜日 15:00~17:00
※上記以外の時間でも対応は可能ですが、不在の場合があります。
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