開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木5~8
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001180079
化学実験A(化学実験A)[Chemistry Laboratory A]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
綱島 亮[TSUNASHIMA Ryo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
綱島 亮 [TSUNASHIMA Ryo], 湯山 育子 [YUYAMA Ikuko], 菊池 涼夏, 前野 慎太朗, 上條 真 [KAMIJO Shin], 村上 良子 [MURAKAMI Yoshiko], 藤原 惠子 [FUJIWARA Keiko]
特定科目区分
対象学生
理(物情・地球)・農
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本実験では、有機化学実験、分析化学実験 I、II、物理化学実験、および総合実験の五つの実
験から指定された四つを行う。一つの実験は各々三日間で行う。有機化学実験では化粧石けん、色素等の合成を、分析化学実験ではセミミクロ定性分析法による金属陽イオンの分析を、物理化学実験ではコンピュータを用いた計算とグラフや分子構造の図形表示を行う。総合実験では身のまわりにある物質の化学的性質や反応を調べる。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な化学実験に関する基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
第2週〜第13週 実験期間を四つのクール(各三日間)に分け、下記の五つの実験(予定)のうち指定
された四つを行う予定である。実験の内容に関する詳細や変更等がある場合、初回のガイダンス時に周知するのでそれに従う。
※ 有機化学実験(予定):
第一日目;ポリビニルアルコールの性質とスライム作製
第二日目;三種類の色素の合成と染色、ペーパークロマトグラフィー
第三日目;化粧石けんの合成、高級アルコール系合成洗剤の合成
※ 分析化学実験 I(予定):
第一日目;3属陽イオンの既知試料分析。
第二日目;4属陽イオンの既知試料分析。
第三日目;3・4属陽イオンの未知試料分析、酢酸の濃度測定
※ 分析化学実験 II(予定):
第一日目;2a属陽イオンの既知試料分析。
第二日目;5属陽イオンの既知試料分析。
第三日目;2a・5属陽イオンの未知試料分析。
※ 物理化学実験(予定):
第一日目;反応速度と活性化エネルギー
第二日目;弱酸弱塩基緩衝液のpH
第三日目;エタン・エチレン・アセチレンの構造、シクロアルカンの歪エネルギー、ブテン異性体のエネ
ルギー
※ 総合実験(予定):
第一日目;粉ミルクからの絵の具づくり。コールドパーマ。
第二日目;身のまわりの酸と塩基
第三日目;アルミ缶からのミョウバンの合成。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
実験のガイダンス
実験説明
テキスト通読
次回の予習(フローチャート)
(4時間)
第2回
第1クール(1日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第3回
第1クール(2日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第4回
第1クール(3日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第5回
第2クール(1日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第6回
第2クール(2日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習)(4時間)
第7回
第2クール(3日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第8回
第3クール(1日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第9回
第3クール(2日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第10回
第3クール(3日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第11回
第4クール(1日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第12回
第4クール(2日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(4時間)
第13回
第4クール(3日目)
班毎にことなる。ガイダンスで指示
レポート作成による復習。(4時間)
第14回
掃除・片付け
試薬整理
課題の復習(4時間)
第15回
掃除・片付け
実験器具洗浄
講義全体のおさらい(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 90% D: 5%
成績評価法
提出物による評価:100%
「化学実験A」(理、農)では3回以上、「化学実験B」医、工)では2回以上欠席した場合には、成績は不可となる。家庭の事情、病気、事故等の特別な事情により欠席する場合には、なるべく早く担当教員と相談する。レポート未提出がある場合、評点が足りずに不可となることが多い。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
化学実験テキスト
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
実験前の事前の予習(実験にかかる化学的基礎知識の理解と把握、実験操作のイメージトレーニング)を入念に行う事。実験時にはじめてテキストを読むようでは、必要量を時間内に終えることができず不十分になる。化学実験テキストの購入については周知される内容に留意する事。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
現代の生活と物質(4刷)
ISBN
4759807624
著者名
西口毅著
出版社
化学同人
出版年
2000
参考書
書名
ライフサイエンス基礎化学
ISBN
9784759808629
著者名
青島均, 右田たい子
出版社
化学同人
出版年
2000
参考書
書名
セミミクロ無機定性分析
ISBN
4808230127
著者名
林謙次郎, 中間碩一郎, 鈴木光泰
出版社
東京教学社
出版年
1981
参考書
書名
無機半微量分析(分析ライブラリー / 日本分析化学会編 第2版
ISBN
4807912003
著者名
松浦二郎, 西川勝, 栗村芳実
出版社
東京化学同人
出版年
1978
備考
メッセージ
実験には白衣の着用が法令で義務づけられています。実験開始までに必ず準備してください。白衣は山
口大学生協で購入できます。白衣未着用な学生は退出してもらいます。忘れた場合は取りに帰ってもらい、実験時間が短くなります。
・化学実験テキストを購入し初回のガイダンス時に持参(テキストは返金については下記)
・ガイダンス受講後、履修取り下げの場合は、教務係窓口にてその旨を必ず伝えてください。
・初回と大掃除も出席に含む
・毎回予習をして実験に臨み、期限までにレポートや課題を提出
・提出しなければ欠席として処理
・理由のを問わず、3回以上欠席すると成績は不可
・欠席が2回以下であっても、レポートの評点が低い場合は単位取得が難しい。
・片付けを含め時間内に必ず終える(実験が途中でも終える)
・希望者多数の場合は抽選あり
**以下の条件をすべて満たせばテキスト代の返金は生協にて可能**
・抽選に落選した
・レシートがある
・テキストに書き込みと折り目が付いていないこと。
・初回のガイダンス時に付属の出席票を使った場合、返金できませんので授業内で配布する出席票を使ってください。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
関連科目
化学Iなど
履修条件
連絡先
綱島亮 理学部化学科 理学部本館 438号室
083-933-5732
オフィスアワー
問い合わせは昼休み(12-13時)
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