開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木5~6
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1001190010
日本国憲法(日本国憲法)[The Japanese Constitution]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
松原 幸恵[MATSUBARA Yukie]
ー
担当教員[ローマ字表記]
松原 幸恵 [MATSUBARA Yukie]
特定科目区分
対象学生
教(特支・教科)・教員免許取得希望者:工(電気)
対象年次
0~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
国の根本法である憲法の歴史的背景をおさえた上で、現代の日本における憲法状況を考察する。
授業の到達目標
日本国憲法についての理解を通して、人権および平和と民主主義に関する基礎的教養を習得する。
授業計画
【全体】
まず、憲法とは何かについて考察した上で、その根底にある立憲主義の歴史を概観する。さらに、日本国憲法の基本原理及び具体的内容について検討する。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス/憲法とは何か
授業の進め方や成績評価について概略説明。他の制定法と比較対照しながら、憲法の特性について解説する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第2回
立憲主義の歴史と思想
立憲主義の起源を辿り、その各国における展開を概観する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第3回
日本国憲法成立史
明治維新から日本国憲法制定に至る憲法史を概観する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第4回
日本国憲法の基本構造と原理
日本国憲法がどのような性質を有しているかを検証する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第5回
国民主権と天皇制
国民主権と天皇制との関係についておさえた上で、それぞれの具体的問題について考察する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第6回
平和主義
日本国憲法が掲げる平和主義がどのようなものであるかを考察する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第7回
基本的人権1
日本国憲法における人権の観念がどのようなものであるかを明らかにし、さらに平等原則について考察する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第8回
基本的人権2
自由権の中の精神的自由と経済的自由について考察する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第9回
基本的人権3
主に、身体的自由(人身の自由)について考察する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第10回
基本的人権4
社会権について考察する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第11回
権力分立制と統治機構
制度論のイントロダクション。権力分立思想が各国において具体的にどのような形で体現されているかを紹介する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第12回
国会
国会の地位と構成、その活動と権能について紹介する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第13回
内閣
日本における議院内閣制の仕組みについて概観する。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ・教科書等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第14回
裁判所
司法権とは何かについて確認した上で、日本の違憲審査制の特色について考察する。
授業内容をレジュメ・教科書等で復習する(目安4時間)。授業で適宜指示する。
第15回
まとめ
本授業全体のまとめを行う。
授業内容を復習するとともに、期末試験の準備をする(目安4時間以上)。授業で適宜指示する。
第16回
期末試験
持込可(指定した物のみ)
試験内容を振り返る。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験80%、小テスト20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
憲法のいま―日本・イギリス―【補訂版】
ISBN
9784767002453
著者名
倉持孝司・小松浩編
出版社
敬文堂
出版年
2021
備考
教科書以外の資料として、プリント(レジュメ及び参考資料)を配付します。
参考書にかかわる情報
備考
授業では日本国憲法以外の法令の条文も採りあげるので、「六法」があると理解の助けになります(日本国憲法の条文については、指定教科書巻末に記載)。各回の授業内容を補完する参考書については、授業の各回で紹介します。
メッセージ
自分たちが住む国の憲法についての知識は、そこに住む人が当然知っているべき常識です。学生の皆さんには、必修だから仕方なしにではなく、意欲的に取り組んで頂きたいと思います。また、授業で事前配付するレジュメには空欄を設けており、授業中受講生にその解答をしていただきますので、必ず予習しておくこと。なお、授業の振り返りとして小テストを数回実施します。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
TEL:083-933-5326
E-mail:yukiem@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜4コマ(14:30〜16:00)*事前連絡して下さい。
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