タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月1~2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001191001 日本国憲法(日本国憲法)[The Japanese Constitution] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山本 敬生[YAMAMOTO Takao]
担当教員[ローマ字表記]
山本 敬生 [YAMAMOTO Takao]
特定科目区分   対象学生 工2年以上 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
日本国憲法はわが国の最高法規であるとともに、基本的人権および国家の統治機構を定めた基本法である。近年その価値が問い直されている一方、新しい世界秩序の中で新たな意義をもちはじめている。本講義では、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の三つの基本原理を中心として、人類の叡智の結晶である日本国憲法の本質を解説する。
授業の到達目標
日本国憲法についての理解を通して、人権および平和と民主主義に関する基礎的教養を習得する。
授業計画
【全体】
日本国憲法の基本原理である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を体系的に理解した上で、日本国憲法の理念とその普遍的妥当性について検証することをテーマにする。日本国憲法の基本原理を深く理解し、政治的・社会的諸問題について憲法的視点から考察できる力を習得できるように解説するつもりである。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 憲法概論
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、権力分立主義の理念
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第2回 基本権総論
私人間の人権保障、基本権の享有主体性、二重の基準の理論
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第3回 幸福追求権
幸福追求権、人間の尊厳、プライバシーの権利、法の下の平等
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第4回 精神的自由権(1)
思想・良心の自由、信教の自由、政教分離の原則
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第5回 精神的自由権(2)
表現の自由、検閲の禁止、知る権利、通信の秘密、報道の自由
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第6回 精神的自由権(3)
集会・結社の自由、検閲の禁止、LRAの基準、学問の自由、大学の自治
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第7回 経済的自由権 
職業選択の自由、居住・移転の自由、国籍離脱の自由、財産権
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第8回 受益権
裁判を受ける権利、請願権、国家賠償請求権、刑事補償請求権
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第9回 社会権(1)
生存権、環境権、教育を受ける権利、教育の自由
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第10回 社会権(2)
勤労権、労働基本権、争議権、参政権、選挙権
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第11回 国会(1)
国権の最高機関の意味、唯一の立法機関の意味、衆議院の優越
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第12回 国会(2)
国会議員の地位、議員の特権、国会の活動、国会と議院の権能
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第13回 内閣
内閣の地位、内閣総理大臣の権限、国務大臣の権限、内閣の責任
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第14回 裁判所
最高裁判所の権限、統治行為論、違憲審査制
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第15回 財政
財政民主主義、租税法律主義、国費支出議決主義、公金支出の禁止
講義計画に従い、予習及び復習をそれぞれ2時間行う。
第16回 期末試験
期末試験を実施する。
試験範囲は講義で扱った内容である。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト(90%)、授業での発言の記録(10%)
教科書にかかわる情報
備考
テキストは使用せず、レジュメを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 憲法(第8版) ISBN 9784000616072
著者名 芦部信喜著(高橋和之補訂) 出版社 岩波書店 出版年 2023
備考
参考書は必ずしも購入する必要はありません。
メッセージ
必ず予習と復習をしてください。また、普段から新聞をよく読んで、ニュースと日本国憲法がどう関係するのかを考えてください。
キーワード
憲法、基本的人権、国民主権、平和主義、立憲主義
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
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