タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月3~4 語学(共通教育) 4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1001980028 日本語ⅤA(ビジネス日本語)(日本語ⅤA(ビジネス日本語))[JapaneseⅤA(Business Japanese)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
永井 涼子[NAGAI Ryoko]
担当教員[ローマ字表記]
永井 涼子 [NAGAI Ryoko]
特定科目区分   対象学生 外国人留学生 対象年次 0~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、日本企業や日系企業で働くときに必要になる日本語力、日本企業文化やビジネス習慣などについて学びます。ビジネスシーンでよく使う日本語を勉強しながら、日本社会や日本の一般的な企業文化、ビジネス習慣などにも慣れ親しんでいき、日本企業や日系企業で働くときに持っていたほうがいい知識と能力を習得します。
また、ビジネス日本語ポートフォリオを作成し、それを使いながら、自分の日本語能力が日本社会で働くときにどのように役立つのか、自分の能力の現在地などを確認します。このポートフォリオはこれからのビジネス日本語学習にも役立てることができます。
授業の到達目標
ビジネス場面における実践的なコミュニケーション能力を身につける。具体的には以下の通りである。
・社会言語能力:ビジネス場面において、通常よく使われる表現を使って、相手や状況に合わせ、伝えたいことを表現することができる。
・異文化理解:日本の文化と自身の文化との間の習慣や言葉遣い、態度、価値観の違いについて理解し、それに配慮して行動することができる。
・理解すること:①日常よく話題になる業務の内容についてのビジネス会話が理解できる、②日常の業務内容に関する文章を理解することができる。
・話すこと:①社内外の日常的なビジネス場面において準備なしに誤解なく話すことができる。②ビジネス場面においてよくある話題や状況について適切な談話構成で話、お互いに心理的な負担を感じない形で話が進められる。③一般的なビジネス場面で用いられる基本的な語句・文型・ビジネス用語を理解し、適切に用いることができる。
授業計画
【全体】
教科書を使いながら基本的に1回1課のペースで授業を進める。教科書は中級レベルのものであるため、表現等に関する細かい説明は行わず、それを適切に使うにはどうすればよいのかを学ぶ。
具体的には、以下のように授業を進める。
新出語彙→ 授業時に小テストで理解を確認する。
読解→ 宿題として解いてきたもののに関してポイントを解説し、それに関する自らの考えや応用課題のケーススタディに取り組む。
会話→ 会話の流れを中心にモデル会話を解説し、練習問題の解説を行う。その後、ロールプレイに取り組む。
ポートフォリオ→ まとめでできるようになったところを確認する。
宿題→ 語彙テスト準備、読解、会話表現の練習問題
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
日本の就職活動
ビジネス日本語ポートフォリオ
オリエンテーション
日本の就職活動
ビジネス日本語ポートフォリオ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第2回 第1課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第3回 第2課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第4回 第3課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第5回 第4課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第6回 第5課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第7回 第6課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
中間試験準備
目安時間:5時間
第8回 中間試験 中間試験 授業内で指示した予習
目安時間:2時間
第9回 中間試験の解説
第7課
語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第10回 第8課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第11回 第9課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第12回 第10課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第13回 第11課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
授業内で指示した予復習
目安時間:4時間
第14回 第12課 語彙テスト
宿題の解説
ディスカッション:ケーススタディロールプレイ
期末試験準備
目安時間:5時間
第15回 期末試験 期末試験 期末試験ふり返り
目安時間:2時間
第16回 期末試験の解説
ビジネス日本語ポートフォリオ
ふり返り
期末試験の解説
ビジネス日本語ポートフォリオ
ふり返り
授業全体のふり返り
目安時間:2時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 15% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト20%、宿題30%、中間テスト25%、期末テスト25%で総合的に評価します。
欠席は欠格条件とし、4回以上の欠席は単位が出せません。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 外国人のためのケーススタディで学ぶビジネス日本語 ISBN 9784883198535
著者名 千駄ケ谷日本語教育研究所著 出版社 スリーエーネットワーク 出版年 2020
備考
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
日本に留学したことがある人は、何らかの形で日本社会に関わって生きていくことが多いです。国に帰って、国の企業に就職しても「日本に留学したことがあるから」と、日本企業とのやり取りや通訳を任されることもあるでしょう。そのようなとき、日本語が単純に上手であることでは不十分です。日本のさまざまな文化や習慣に対する理解も必要です。このクラスでは、日本語力を上げるとともに、そのような文化・習慣に関しても学びます。
キーワード
ビジネス日本語、上級、就職
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
日本語ⅤB(ビジネス日本語)、キャリアデザイン入門(国際総合科学部の専門科目)
履修条件
山口大学の日本語レベルで4レベル以上である必要がある。
連絡先
nagair@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日13:00-14:00
※事前アポイントメントが必要。

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