開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
水9~10
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002040007
山口と世界(山口と世界)[Yamaguchi and the World]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
杉野 弘明[SUGINO Hiroaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
杉野 弘明 [SUGINO Hiroaki]
特定科目区分
対象学生
Aクラス(経(121-140)・工(電(11-30)・知(16-30)))
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義の目的は、山口県が有する地域の特色、山口大学が有する学術的資源、そして受講者の方々が有している固有の世界の重なりを見つけ、それを拡大するために、学問分野を流動的に行き来し、それぞれが発見した課題に対する議論から解決に至るまでに必要なスキルを参加者が身に着けることである。
学部を越えた少人数グループに分かれ、それぞれの課題の発見から、それらに対する議論、そして解決などの提案やモックアップの作成などに取り組む。
上記のプロセスの中から、講義参加者は、各自の課題発見能力、学問分野を流動的に行き来する能力、課題に対して積極的に取り組む能力などを養うことを、本講義の最終ゴールとしている。
授業の到達目標
山口県の歴史、文化、経済、産業、自然、教育など身近な地域の特色を知り、地域社会の発展に寄与する能力や態度を身につけるとともに、それらの資質を将来所属する地域や国際的環境で活かす力を養う。
授業計画
【全体】
本講義は、全8回構成で実施予定です。
初回はオリエンテーションを行い、今年度のテーマについて共有する予定です。第2回~7回についてはグループワークを実施し、最終発表・提案に向けた議論と準備を進めていきます。
第8回は、各グループからの提案について発表を行い、相互評価を行う予定です。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業方針および課題の説明。チームメンバー紹介及びチームビルディング
授業時間外に課題を提供する企業について調査を実施する(学習時間の目安:2時間)
第2回
チーム内での発表
各チーム内の個人の世界について、相互に紹介し合い、チーム全体の構想をまとめる
授業時間外にチームで集まって議論や調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第3回
課題対象についての理解を深める
選択した課題について資料を収集し、理解を深める
授業時間外にチームで集まって議論や調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第4回
アイデア発想
アイデアを具体化する手法について説明を行なった後、チームでの議論を進める
授業時間外にチームで集まって議論や調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第5回
中間発表
調査結果の発表及び質疑応答
授業時間外にチームで集まって議論や調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第6回
モックアップの作成
提案についてのプロトタイピングについて説明を行った後に、チームでの作業を進める
授業時間外にチームで集まって議論や調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第7回
プレゼンテーション準備
プレゼンテーションについて説明を行なった後、チームでの作業を進める
授業時間外にチームで集まって議論や調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第8回
成果発表
最終提案の発表及び質疑応答
授業時間外に個人で振り返りを実施、個人レポートを作成する(学習時間の目安:6時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 60% B: 30% C: --% D: 10%
成績評価法
本講義では、各講義に対するレポート(複数回)と中間発表(プレゼンテーション)、および最終成果に基づいて評価を行います。
レポート40%、プレゼンテーション30%、最終成果30%
ルーブリック等の評価基準
ファイル名
備考
ルーブリック等の評価基準
コモンルーブリック.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
備考
適宜レジュメ等を配付します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ゲームメカニクス大全 : ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け
ISBN
4798176745
著者名
Geoffrey Engelstein, Isaac Shalev著 ; 小野卓也訳
出版社
翔泳社
出版年
2023
備考
適宜レジュメ等を配付します。
メッセージ
本講義は、「山口と世界」というタイトルですが、この「世界」というのは、インターナショナルな意味だけではありません。それはインターナルな、参加者それぞれの内面に広がる「世界」でもあります。
この講義を通して、自分達がどういったことに関して課題を感じ、また外の「世界」ではどういったことが課題と思われているのか、それぞれを行き来しながら考えることで、それぞれに折り合いが付く形による課題解決の像が結ばれることを願っています。
参加者の皆さんの力は地域や社会、世界に必要ですし、それらはまた皆さんの人生を彩るためにとっても重要な要素です。どちらか一方だけの偏った思考や議論を乗り越えて、お互いの世界を重ね合わせる議論の先にある素敵な提案を一緒に考えていきましょう。
キーワード
環世界、デザイン思考、フィールドワーク、インタビュー、ブレインストーミング、UXデザイン、ストーリーボード、プロトタイピング、リフレクション、ストーリーテリング、STEAM
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
教員居室:教育学部C棟2階209号室
内線:5525
E-mail:hsugino [at] yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
特に設けていません。必要があれば小さな質問でも構いませんので、いつでも連絡してください。メールでのお問い合わせも可能です。事前にアポを取ってもらえると助かりますが、ふらっと教員室に来て頂いても構いません。教員室に在室中は、ウェブ会議を行っている等を除き、できるだけ対応いたします。
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