タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半 金7~8 講義 9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002040014 山口と世界(山口と世界)[Yamaguchi and the World] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
呉羽 真[KUREHA Makoto]
担当教員[ローマ字表記]
呉羽 真 [KUREHA Makoto]
特定科目区分   対象学生 Bクラス(教(幼児・情報(1-5))・工(機(31-50)・感(1-20))) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本科目は,Science(科学),Technology(技術),Engineering(工学),Arts(リベラル・アーツ)Mathematics(数学)を統合した思考法を習得し,社会的課題の解決に役立てられる人材の育成を目指す「STEAM教育」の一環として,学部混合のグループワークを通して,科学・技術を社会的課題の解決に役立てる可能性と,科学・技術の導入が新たな社会的課題を生む危険性について検討する。具体的には,文化と科学・技術,両者の産物であるロボットに関して,自分たちのテーマ(医療・介護,教育・育児,移動,コミュニケーション,労働,など)を選び,ロボットに関連した社会的課題に関するプレゼンテーションを作成することを目指す。
授業の到達目標
山口県の歴史、文化、経済、産業、自然、教育など身近な地域の特色を知り、地域社会の発展に寄与する能力や態度を身につけるとともに、それらの資質を将来所属する地域や国際的環境で活かす力を養う。
授業計画
【全体】
本科目では,グループワークを通して,ロボットに関連した社会的課題に関するプレゼンテーションを作成することを目指す。グループワークでは,ディスカッションを通してロボット社会の将来像や課題,その解決方法を考える。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス・グループ分け 各自の学部の各専門分野から、どのような視点でロボットを見ることができるかを話し合う。 望ましいロボット社会について考える。(目安時間: 4時間)
第2回 ロボット社会構想① 望ましいロボット社会について、様々な分野の視点から議論する。 望ましくないロボット社会について考える。(目安時間: 4時間)
第3回 ロボット社会構想② 望ましくないロボット社会について、様々な分野の視点から議論する。 プレゼンテーションのテーマを考える。(目安時間: 4時間)
第4回 プレゼンテーションのテーマ決め プレゼンテーションのテーマを決める。 決まったプレゼンテーションのテーマについて各自で調査を行う。(目安時間: 4時間)
第5回 プレゼンテーション準備① プレゼンテーションの準備を行う。前半グループは中間報告を行う。 プレゼンテーションの完成に向けて、各グループ内で割り振られた作業を行う。(目安時間: 4時間)
第6回 プレゼンテーション準備② プレゼンテーションの準備を行う。後半グループは中間報告を行う。 プレゼンテーションの完成に向けて、各グループ内で割り振られた作業を行う。(目安時間: 4時間)
第7回 最終発表会① 前半グループがプレゼンテーションを行い、後半グループが質問・コメントをする。 前半グループはもらった質問・コメントに基づいて発表の改善を図る。(目安時間: 4時間)
第8回 最終発表会② 後半グループがプレゼンテーションを行い、前半グループが質問・コメントをする。 後半グループはもらった質問・コメントに基づいて発表の改善を図る。(目安時間: 4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 10% C: --% D: 30%
成績評価法
グループワークへの参加度・貢献度、グループのプレゼンテーションのクオリティ、小レポートで測る学習の度合い、で評価する。
グループワークへの参加度・貢献度 35%、プレゼンテーション 35%、小レポート 30%
出席が所定の回数(70%)に満たない者には単位を与えない。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。
参考書にかかわる情報
備考
参考書は授業内で紹介する。
メッセージ
キーワード
STEAM,ロボット,山口
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
kureha(at)yamaguchi-u.ac.jp
教育学部C棟210号室
オフィスアワー
まず上記アドレス宛てにメールすること。その上で、面談の必要があれば日時・場所を連絡する。

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