開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
月7~8
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002070004
哲学(哲学)[Philosophy]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
小山 虎[KOYAMA Tora]
ー
担当教員[ローマ字表記]
小山 虎 [KOYAMA Tora]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
教(教科)・経(101-)・工(機械)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
哲学を学ぶ方法はいろいろありますが、この授業では「ゆっくり考える」と「自分のこととして考える」をテーマにして哲学について学びます。特に「経験」、「選択」、「知識」、「同一」、「可能」、「時間」という六つのテーマを中心に、具体的なトピックについて実際に「ゆっくり考える」「自分のこととして考える」ことを通じて、哲学の基礎を身につけます。
授業の到達目標
哲学・思想・宗教・芸術について基本的知識を身につけ、諸課題を発見・分析・考察する力を養う。
授業計画
【全体】
本講義では、「経験」や「知識」といった日常的な概念を入り口に、抽象的なトピックについて実際に「ゆっくり考える」「自分のこととして考える」ことで哲学的思考の基本を学びます。また、毎回の授業の最後に、その回の内容について小レポートを作成し、提出してもらいます。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業全体についての説明の後、自由意志を題材に哲学の基礎について学ぶ。
配布した講義資料を参考に復習を3時間行う。
第2回
経験
主観的経験を題材にして、心の哲学の基礎について学ぶ。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。
第3回
選択
変容的経験を題材にして、実存的な選択について学ぶ。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。
第4回
知識
知識の分類や知識の条件など、認識論の基礎について学ぶ。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。
第5回
可能
可能性、必然性、偶然性の関係や可能世界など、様相の哲学の基礎について学ぶ。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。
第6回
同一
人格の入れ替えなどの思考実験を題材にして、同一性について学ぶ。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。
第7回
時間
タイムトラベルを題材にして、時間の哲学の基礎について学ぶ。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。
第8回
まとめとふりかえり
講義全体のまとめとふりかえりを行う。
配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。加えて、最終課題の作成を4時間以上行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト40%、期末レポート60%で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しませんが、参考書の内容に沿った資料を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
形而上学レッスン : 存在・時間・自由をめぐる哲学ガイド
ISBN
9784393323175
著者名
アール・コニー, セオドア・サイダー著 ; 小山虎訳
出版社
春秋社
出版年
2009
参考書
書名
今夜ヴァンパイアになる前に : 分析的実存哲学入門
ISBN
9784815808730
著者名
L・A・ポール著 ; 奥田太郎, 薄井尚樹訳
出版社
名古屋大学出版会
出版年
2017
参考書
書名
知識とは何だろうか : 認識論入門
ISBN
9784326103119
著者名
ダンカン・プリチャード著 ; 笠木雅史訳
出版社
勁草書房
出版年
2022
備考
授業中に指示します。
メッセージ
質問や要望にはできる限り答えますので、ちょっとしたことでも連絡してください。授業中はもちろん、授業の前後でも構いませんし、メールや小レポートの中でも構いません。
キーワード
哲学、分析哲学、形而上学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
koyama@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。前もってメールで面会希望の連絡をしてください。
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