タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 木1~2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002070007 哲学(日本思想)[Philosophy] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
栗原 剛[KURIHARA Go]
担当教員[ローマ字表記]
栗原 剛 [KURIHARA Go]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 教(幼児・特支・情報)・理(生物・化学・地球)・医(医学)・学環 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
日本人が日本語によって思索・表現した哲学の代表例として、和辻哲郎の倫理学をとりあげ、その内容を簡単に紹介します。人が人として生きるとはどういうことか。またその意味を考える学問とはどういうものか。和辻の答えに触れることで、「哲学」「倫理」「思想」といった学問分野の一端をのぞいてみてください。
授業の到達目標
哲学・思想・宗教・芸術について基本的知識を身につけ、諸課題を発見・分析・考察する力を養う。
授業計画
【全体】
和辻哲郎による主著のうち、比較的入門書的な位置にある『風土』の内容を、講義形式で解説します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業の運営方法についての説明、講義対象についての基本的知識の紹介。 資料の予習(学修時間の目安:2時間)
第2回 和辻哲郎の人物紹介 高校『倫理』教科書記述の確認・解説。 当該箇所を予習してくる。授業後には復習を行う。(学修時間の目安:4時間)
第3回 和辻哲郎『風土』第一章第一節
「風土の現象」の読解(1)
・「風土」と「自然」の違い
・「寒い」という感覚/現象の正体
・「主観/客観」の区別は正しいか
当該箇所を予習してくる。授業後には復習を行う。(学修時間の目安:4時間)
第4回 和辻哲郎『風土』第一章第一節
「風土の現象」の読解(2)
・「寒さ」を感じる自己の正体
・「自己了解」とは何か
当該箇所を予習してくる。授業後には復習を行う。(学修時間の目安:4時間)
第5回 和辻哲郎『風土』第一章第一節
「風土の現象」の読解(3)
・「寒さ」を感じるのは私一人か
・「人間」の共同性
・「人間」の行為と「風土」の関係
当該箇所を予習してくる。授業後には復習を行う。(学修時間の目安:4時間)
第6回 和辻哲郎『風土』第一章第一節
「風土の現象」の読解(4)
・文化の型にみる「歴史」の意味
・「風土」と「歴史」の相即とは
当該箇所を予習してくる。授業後には復習を行う。(学修時間の目安:4時間)
第7回 和辻による三つの風土類型の概説 テクストは使わず、「モンスーン型」「沙漠型」「牧場型」「日本の風土と文化」についての概説を独自に行う。 全体を復習し、試験に備える。(学修時間の目安:5時間)
第8回 総括と期末試験 筆記試験を行う。 試験までに全体を復習する。(学修時間の目安:5時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末の筆記試験(100%)によって評価します。
ただし状況によっては、教室での筆記試験をとりやめ、期末レポートによる評価(100%)に変更する可能性があります。
教科書にかかわる情報
備考
指定しません。こちらでプリントを準備し、配布します。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて、授業内で適宜指示します。
メッセージ
キーワード
日本思想 和辻哲郎
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
kurihara*yamaguchi-u.ac.jp
(*を@に置き換える。)
オフィスアワー
個別に対応します。面会の希望がある場合、あらかじめメール等でご連絡ください。

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