開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半
火9~10
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002100012
経済と法1(近代山口県産業史)[Economics and Law 1]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
木部 和昭[KIBE Kazuaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
木部 和昭 [KIBE Kazuaki]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
教(教科)・理(数理)・医(保健)・獣・経(1-180)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
●テーマ:経済・産業の歴史から山口県の現状を考える
山口県は、明治維新の主導勢力の一つであった「長州」を母体に成立したが、明治以降の歴史については、藩閥政府における長州閥の存在や、日本で最も多く総理大臣を輩出したことで著名なくらいで、実は意外と知られていない。本講義は、明治以降の山口県の歴史を、主として経済や産業の側面から取り上げ、江戸時代から明治・大正・昭和期を経て、どのように現在のような県勢に変貌していったのかを概観する。
授業の到達目標
経済や法律に関する基本的な知識を身につけ、現代社会の諸問題を自ら発見・分析・考察する力を養う。
授業計画
【全体】
・本授業は講義形式で進める。
・幕末期から明治・大正・昭和にかけての山口県経済の歴史を概観する。
・それぞれの時代において、山口県経済の特徴を具体的に取り上げる。
・全国的動向と山口県の動向の関係について取り上げる。
・山口県勢が停滞気味になった要因を、歴史の中から考察する。
・第1回目の授業前日までの1週間で「事前レポート」を実施する。修学支援システムの[講義支援]-[アンケート]より提出すること(成績評価の5%)。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
山口県の現状
統計資料を通じて山口県・山口市の現状を見る
事前レポート
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理・復習 (学修時間の目安 3時間以上)
第2回
山口市はどうして日本一田舎の県庁所在地なのか?
県庁所在地・山口の近代
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理 (学修時間の目安 2時間以上)
第3回
幕末〜明治期の山口県産業の動向(1)
江戸時代〜明治初年
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理 (学修時間の目安 2時間以上)
第4回
幕末〜明治期の山口県産業の動向(2)
明治時代に工業化の波に乗り遅れた山口県
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理
予習 (学修時間の目安 2時間以上)
第5回
明治期山口県における近代工業の勃興(1)
士族授産事業と工業化
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理
予習 (学修時間の目安 2時間以上)
第6回
明治期山口県における近代工業の勃興(2)
石炭業の発達
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理 (学修時間の目安 2時間以上)
第7回
山口県工業の躍進
大正~昭和戦前期における農業県から工業県への転換
受講票(質問、感想)の記入・提出
ノート整理 (学修時間の目安 2時間以上)
第8回
期末試験
論述試験
試験につき特になし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
学期末試験は論述形式(持ち込み不可)。
出席は、出席確認システムと、修学支援システムの「アンケート」機能を用いた「受講票」の提出により確認する。
講義終了後、質問・感想を記入する受講票を修学支援システムの[講義支援]-[アンケート]より提出すること(授業当日の23:59までに入力)。出席確認システムで出席が確認できない者の受講票は受理しない。
ただし、第1回目の受講票のみ、紙面で提出してもらう。
期末試験70%、受講票25% 、事前レポート5%により成績を評価する。3分の1(3回)以上欠席すると不合格となる。やむを得ない理由による欠席は、直接申し出ること。
教科書にかかわる情報
備考
テキストは特に指定しない。資料プリントを配布する。
資料プリントは、修学支援システムの[講義支援]-[講義資料]によって配布する。各自で印刷して受講すること。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
山口県の百年
ISBN
著者名
小川国治・河村乾二郎・日野綏彦・梅村郁夫
出版社
山川出版社
出版年
1983
備考
この他の参考文献については、講義の中で適宜紹介する。
メッセージ
山口県の土地勘のない人は、適当な山口県地図などを入手した方が、講義を理解する上で役立つと思われる(Webページ上のもの印刷したものでかまわない)。
キーワード
日本近代史、産業史、経済史、地域経済、山口県
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
共通教育なので特になし
履修条件
連絡先
経済学部C207研究室
内線5566、E-mail;kibe@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜日15:30~16:10
随時(メールにて連絡すること)
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