タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002100026 経済と法3(働く人のための労働法入門)[Economics and Law 3] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鄒 庭雲
担当教員[ローマ字表記]
鄒 庭雲
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 再履修学生 対象年次 0~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要

社会に生きるほとんどの人が雇用されて「労働」の社会に入ります。皆さんもこれからこの労働の世界に入ることになるでしょう。本講義では、身近な事例を素材に、みなさんの「働くこと」に深くかかわる「労働法」を中心に、入門スッテプの学習を進めます。これから雇われて働くための第一歩として、まず自分の権利・義務を理解することが重要であろう。
授業の到達目標
経済や法律に関する基本的な知識を身につけ、現代社会の諸問題を自ら発見・分析・考察する力を養う。
働くことをめぐる基本的なルールを正確に理解する。
授業計画
【全体】
この講義では、個々の労働者と使用者(会社)との間で締結される労働契約を軸に、いかなる法的ルールが必要で、現実にどのような紛争が生じており、どのように紛争解決されているのかについて、身近の素材を使い勉強していきます。なお、学生のみなさんの問題関心に応じて、適宜授業内容を調整します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 労働法とは何か?なぜ学ぶのか? 予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第2回 労働法上のプレーヤ 労働者とは?
使用者とは?
予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第3回 採用・内定・試用など いつ「社員」(労働者)になるの? 予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第4回 労働契約の基本構造 労働者と使用者がそれぞれどのような権利・義務があるの? 予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第5回 労働基準とは?

賃金・労働時間・休憩・休日・休暇
生活の糧は守られている?
休むことの意味を再認識
予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第6回 労働契約の終了 解雇されたけど、どうすればいい? 予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第7回 労災補償 どうやって職場の危険から守られている? 予習・復習を積極的に行う(学修時間の目安:2時間以上)
第8回 総括と期末試験 期末試験を実施 復習を積極的に行う(学修時間の目安:3時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
期末テスト90%、平常点(授業内のディスカッションへの参加意欲・貢献度)10%。
教科書にかかわる情報
備考
教科書を使用せず、授業開始前までに修学支援システムにアップロードする資料・レジュメで講義を進めます。事前にダウンロードすることをお勧めします。
講義時、労働契約法と労働基準法の条文を用意してください(六法携帯、またはインタネット上も掲載されています)。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ゼロから学ぶ労働法 ISBN 9784863263260
著者名 原昌登 出版社 株式会社産労総合研究所出版部経営書院 出版年 2022
備考
参考書は予習・復習で使ってください。
メッセージ
分からないこと、難しいと思うところ、または授業との関係で相談したいことがあれば、ご遠慮なく聞いてください。
キーワード
労働法、社会法
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
民法、社会法Ⅰ、社会法Ⅱ
履修条件
連絡先
経済学部A棟306室
zoutingyun@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日12:00~13:00。事前に上記アドレスまでご連絡ください。なお、この時間以外でも事前にご連絡をもらえれば対応可能です。

ページの先頭へ