山口大学教務システム - 1002120002-人間の発達と育成１

開講年度	開講学部等
2025	共通教育
開講学期	曜日時限	授業形態	AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
後期前半	火1～2	講義
時間割番号	科目名[英文名]			使用言語	単位数
1002120002	人間の発達と育成１(障害と人間理解)[Human Development and Training 1]			日本語	1
担当教員（責任）[ローマ字表記]					メディア授業
柳澤　亜希子[YANAGISAWA Akiko]					ー
担当教員[ローマ字表記]
柳澤　亜希子　[YANAGISAWA Akiko]
特定科目区分	STEAM関連科目	対象学生	教(教科(数学以外))･経(001-100)･医(保健(検査))･工(電気･知能・感性・循環）	対象年次	1～
ディプロマ・ポリシーに関わる項目			カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)

授業の目的と概要

多様性が尊重される社会を実現するために、障害についての理解を深めることを目的とする。
「障害」概念の変遷と現在の障害についての捉え、障害のある人々の尊厳や権利擁護のために制定された国際条約と国内の関連法令に関する基礎知識について学ぶ。
発達障害とニューローダイバーシティーの視点から多様性とは何か、多様性を受容するために必要なことは何かについて考える。

授業の到達目標


現代のさまざまな分野における発達環境や人づくりの面から、人間の心理・発達や人材育成について理解し考察する力を養う。

授業計画

【全体】

障害概念の変遷から現在の障害に対する捉え方、国内外の障害者に関わる関連法令について解説する。
発達障害（自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、限局性学習症）の特性と支援や配慮について解説する。
多様性を尊重し合える社会を実現するために私たちに求められることは何か、一方で多様性が強調される社会に生じる課題について考える。
本授業の担当形態は単独。

	項目	内容	授業時間外学習	備考

第1回	オリエンテーション	授業目標、授業計画、成績評価の方法等の説明	事前にシラバスに目を通しておくこと。授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

第2回

障害とは何か

国際的な「障害」概念とその変遷

授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

第3回

障害のある人々の尊厳と権利擁護

障害者の権利に関する条約、障害者差別解消法等の関連法令、合理的配慮

授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

第4回

発達障害についての理解①

自閉スペクトラム症の特性と支援①

授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

動画視聴

第5回

発達障害についての理解②

注意欠如多動症の特性と支援②

授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

動画視聴

第6回

発達障害についての理解③

限局性学習症の特性と支援③

授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

動画視聴

第7回

多様性の尊重と課題

ニューロダイバーシティー、多様性を尊重し合える社会となるために必要なことと課題

授業計画を踏まえて予習・復習（学修時間の目安：4時間以上）

動画視聴
グループディスカッション

第8回

総括・期末試験

期末試験に向けた総復習（学習時間の目安：4時間以上）

※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】