タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半 火1~2 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002120004 人間の発達と育成1(カウンセリングとこころ)[Human Development and Training 1] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐竹 圭介
担当教員[ローマ字表記]
佐竹 圭介
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 教(教科(数学以外))・経(001-100)・医(保健(検査))・工(電気・知能・感性・循環) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
人のこころは一様ではなく、個人、関係、文脈、社会状況、文化など、さまざまなものによって変化する。本講義では、カウンセリングや心理療法でよく用いられる理論やアプローチを紹介しながら、人のこころの多様な捉え方について理解し、自分や他者のこころのありようについて考えるための基礎を身につけていくことを目指す。
授業の到達目標
現代のさまざまな分野における発達環境や人づくりの面から、人間の心理・発達や人材育成について理解し考察する力を養う。
授業計画
【全体】
本科目は講義を主体とし臨床心理学のアプローチについて概要を理解することを目指す。毎回指示する課題を実施すること、また講義中のディスカッションへの主体的な参加や興味・関心を持った事項に関する積極的な自学ができることを求める。
授業形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 カウンセリング・心理療法とは何か カウンセリングと心理療法についての概説および講義の進め方についての説明 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第2回 こころとは何か(精神分析理論1) 精神分析理論における自我心理学を中心に概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第3回 人間関係とは何か(精神分析理論2) 精神分析における対象関係論を中心に概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第4回 人間らしいとは何か(人間学的アプローチ) パーソン・センタード・アプローチを中心に人間学的アプローチについて概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第5回 人間の行動とは何か(学習理論,行動分析) 学習理論および行動分析,行動療法について概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第6回 人間の認知とは何か(認知療法,認知・行動療法) 認知療法と認知・行動療法について概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第7回 障害とは何か(発達の心理臨床) 人間の発達と発達障害,そしてその支援について概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
第8回 こころの危機状態とは何か(トラウマ・インフォームド・ケア) トラウマティック・ストレスへの支援について概説する 事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習し小テストに回答する(2h)
・スライド資料を提示
・ワーク/ディスカッションを実施する
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト90%、参加態度10%
教科書にかかわる情報
備考
講義中に資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 よくわかる臨床心理学 ISBN 9784623054350
著者名 下山晴彦編 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2009
備考
メッセージ
キーワード
臨床心理学; 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
stk@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜2コマ

ページの先頭へ