開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半
月5~6
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002130013
文化の継承と創造2(現代表象文化論)[Cultural Transmission and Creation 2]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
熊谷 武洋[KUMAGAI Takehiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
熊谷 武洋 [KUMAGAI Takehiro]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
人(001-095)・理(数理・生物・化学・地球)・医(保健(検査))・工(社建)・農(生機)・獣
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
ゲーム・マンガ・アニメ・コスプレといった日本のポップカルチャーに代表される現代的表象表現の文化的位置付け、産業としての可能性、ビジュアルデザインの意匠分析等を通して日本の通俗文化の本質、現状、将来について理解する。
それらの知見や考察に基づき、ポップカルチャーを資源とした地域振興策企画案を作成する。
なお本講義においては生成AI利用を認めている。生成AI利用に関する注意・留意点および評価基準については講義内にて説明を行う。
注)本講義は、大学LANネットワーク接続可能なノートPC必携の授業です。受講の際にはノートPCを各自持参してください。
授業の到達目標
・伝統の継承や変容、異文化間交流、情報化など現代文化の動きを理解することを通して、前世代から学ぶもの、次世代に伝えるものに関して考察する力を養う。
・ポップカルチャーコンテンツに係る文化的経済的背景について理解する。
・アニメツーリズムに代表されるポップカルチャーを活用資源とする地域振興策を企図する能力を修得する。
授業計画
【全体】
日本のポップカルチャー、とりわけ地域振興に寄与する事例についてネット上にて調査分析を行い、予備的なレポートを1点提出する。
次いで、これらのレポートに基づき、受講者各自がテーマに沿った企画書を1点作成し、これを本課題として提出する。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
講義サイト登録処理手続き、ネットワークドライブ設定、参考サイト紹介、など受講環境整備
学外からの接続状況を確認する(学修時間の目安4時間以上)
第2回
日本のポップカルチャー概要
海外でのジャパニーズポップカルチャーの評価・文献紹介について
KAWAII、オタク、萌えにおける表象の系譜について
講義内で提示した参考サイト(学修時間の目安4時間以上)の閲覧
第3回
事例紹介-1-
観光・流通・開発競争・消費形態・社会的問題点等ついて
講義内で提示した参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第4回
事例紹介-2-
地域産業振興支援、研究室制作事例等について
講義内で提示した参考サイトの閲(学修時間の目安2時間以上)覧
第5回
日本のポップカルチャーの未来展望
経済・産業・教育・文化政策的側面から概説する
講義中で紹介した事例を参考にして、レポートを作成する(学修時間の目安2時間以上)
第6回
企画書準備および日本ポップカルチャー文化概説
社会的機能を備えたポップカルチャームーブメントというテーマの企画を立案する
参考サイトの閲覧(学修時間の目安2時間以上)
第7回
企画書作成および日本ポップカルチャー文化概説
テーマにしたがってワードを用いて企画書をを作成する
講義中で紹介した事例を参考にして、レポートを作成する(学修時間の目安2時間以上)
第8回
企画書講評および生成AI活用に関する説明
総括として、提出された途中段階の企画書について教員が講評を行う。なお本講義においては生成AI利用を認めている。生成AI利用に関する留意点および評価基準について説明を行う。
講義内で提示した参考サイトの閲覧(学修時間の目安2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
・受講態度:20%
・途中提出レポート:30%
・最終提出レポート:50%
教科書にかかわる情報
備考
教科書および参考書については講義内にて通知を行う
以下のサイトを参照しておくこと
は一般社団法人アニメツーリズム協会
https://animetourism88.com/ja
参考書にかかわる情報
参考書
書名
マンガ・アニメで論文・レポートを書く : 「好き」を学問にする方法
ISBN
4623079422
著者名
山田奨治編著
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2017
参考書
書名
アニメ聖地巡礼の観光社会学 : コンテンツツーリズムのメディア・コミュニケーション分析
ISBN
9784589039576
著者名
岡本健著
出版社
法律文化社
出版年
2018
備考
講義内にて別途指示を行う
「中国地域におけるアニメ等コンテンツを活用した地域振興方策の実証事業」報告書」
クールジャパンの推進/コンテンツを活用した地域活性化
https://www.cao.go.jp/cool_japan/local/seminar2/pdf/siryou1-1.pdf
メッセージ
成果物が自分の立場や考え方の中にきちんと位置付けられていることが重要です。
注)本講義は、大学LANネットワーク接続可能なノートPC必携の授業です。受講の際には、ノートPCを各自持参してください。
キーワード
コンテンツ ポップカルチャー 大衆文化 オタク
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
アニメや漫画、その他ポップカルチャー関連に関心があることが望ましい
連絡先
kumagai@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで事前に連絡をとること
ページの先頭へ