タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木5~8 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002180052 物理学実験A(物理学実験A)[Physics Laboratory A] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
元木 業人[MOTOGI Kazuhito]
担当教員[ローマ字表記]
元木 業人 [MOTOGI Kazuhito], 竹内 万記 [TAKEUCHI Maki], 笠野 裕修
特定科目区分   対象学生 理(生物・化学)・農・理(物情)の再履修学生 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
力学、光学、熱力学、電磁気学等の分野に渡って設定された基礎的な実験テーマについて、自らの手で実験を行い、測定結果の処理、解析をし、その結果について考察を加え、実験レポートを作成する力を養うことを目指している.


実験は原則として二人一組で行い、また、実験は授業計画の所に記したA〜Mの12テーマをローテーション表(オリエンテーション後に掲示)に従い、毎回1テーマずつ行うという形で実施する。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
〈1〉オリエンテーション
〈2〉A.重力加速度の測定
〈3〉B.ヤング率の測定
〈4〉C.表面張力の測定
〈5〉D.熱の仕事当量の測定
〈6〉E.線膨張率の測定
〈7〉中間まとめ
〈8〉F.交流の周波数の測定
〈9〉G.導線とサーミスタの抵抗の温度依存性
〈10〉H.ダイオードとトランジスターの特性
〈11〉IA.オシロスコープによる整流回路と平滑回路の特性観測
〈12〉J.電子の比電荷e/mの測定
〈13〉K.回折格子による光の波長の測定
〈14〉L.プリズムの屈折率の測定
〈15〉レポート講評

新型コロナの状況によっては以下の変更を行う可能性がある。
- 1回あたりの実験人数と実施実験数の変更 (例:2グループに分けて隔週で実施)
- ガイダンス/中間まとめのオンライン実施
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 基礎知識、安全教育、練習実験 実験の実施方法、実験時の服装、必要な予習方法などについて復習する(4時間)。
第2回 第1回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第3回 第2回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第4回 第3回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第5回 第4回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第6回 第5回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第7回 第6回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第8回 中間まとめ 実験方法、結果整理、レポート作成法についての中間まとめ これまでに実際に自分が行ったレポート作成手順をまとめておくこと(目安時間:2時間)

講義を元に上記手順の修正を行うこと(目安時間:2時間程度)
第9回 第7回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第10回 第8回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第11回 第9回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第12回 第10回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第13回 第11回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第14回 第12回目 ・10項目の中から1項目を実施

・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)

実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第15回 まとめと総括 提出レポートの返却と講評を行う。 実験データの取り扱い、レポートの書き方について復習する(目安: 4時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: --% C: 70% D: --%
成績評価法
平常点(20%)と提出された実験レポートの合計点数(80%)で成績を決定する。平常点(授業態度・授業への参加度)は、予習レポート、実験中の見回り、及び当日の実験結果の報告等を通して判断する。 各回の実験レポートについては、提出後に教員から修正点を指摘するので、その修正を行った上で再提出を行う。修正状況を加味した上で当該レポートの評価を決定する。

原則として欠席回数が3回を超えた時点で欠格とする。また出席していてもレポートが提出されなければ、そのテーマは欠席と見なす。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 基礎物理学実験 ISBN 9784808220907
著者名 山口大学共通教育物理学実験テキスト編集グループ 出版社 東京教学社 出版年 2023
備考
教科書は書き込み式ワークブックになっているので、1人1冊ずつ必要です。必ず購入してください。
参考書にかかわる情報
備考
適宜実験中に指示する
メッセージ
次回のテーマについての予習を必ずしておき、手際よく実験を行うこと。毎回「目的」「原理」「装置」「方法」についてをまとめたものを予習レポートとして提出する。
キーワード
物理学,実験
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
物理学I,物理学II, 力学I(令和3年度入学者), 電磁気学I(令和3年度入学者)
履修条件
連絡先
元木業人:理学部1号館231室
kmotogi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
基本的にはいつでも構わないが、不在のことも多いので
事前にメール等で連絡をしておくと良い

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