タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金9~10 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002180076 化学Ⅱ(化学Ⅱ)[Chemistry II] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
西形 孝司[NISHIKATA Takashi]
担当教員[ローマ字表記]
西形 孝司 [NISHIKATA Takashi]
特定科目区分   対象学生 工(応化) 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
大学の化学を学ぶために必要な基礎的事項を学びます。教科書は有機化学ベースのものですが、本講義で扱う教科書の前半は高大接続に最適な内容です。この基礎的な内容を紹介し、専門課程の化学の学習につなげる。そして、2年次以降の専門の化学の学習(必修科目)を効果的に進められるようにします。分子のかたち、エネルギー、反応性、その挙動の紹介、化学反応が起こる理由に関する基礎的な概念、酸塩基の化学的な意味、を解説し身につけてもらう。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
専門の化学を体系的に学ぶための導入部分を学習します。内容は導入・分子のかたち・化合物の種類・反応の基礎的考え方・共役と共鳴の概念・酸と塩基・立体化学・キラリティー・ジアステレオマーのトピックスに分かれます。無理のない速度でゆっくり学習しますが、予習と復習は必須です。予習と宿題の課題も使ってしっかり勉強してください。*授業計画を以下に示していますが、予定を前後することがあります。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 上巻1章:有機分子の構造と結合 有機分子の構造と結合:前半 予習と復習を行う。
第2回 上巻1章:有機分子の構造と結合 有機分子の構造と結合:後半 予習と復習を行う。
第3回 2章:構造と反応性 構造と反応性:前半 予習と復習を行う。
第4回 2章:構造と反応性 構造と反応性:後半 予習と復習を行う。
第5回 3章:アルカンの反応 アルカンの反応:前半 予習と復習を行う。
第6回 3章:アルカンの反応 アルカンの反応:後半 予習と復習を行う。
第7回 4章:シクロアルカン シクロアルカン:前半 予習と復習を行う。
第8回 中間演習 第1から7回(または6回)までの試験範囲 第1から7回(または6回)までの試験範囲を勉強してくること
第9回 4章:シクロアルカン シクロアルカン:後半 予習と復習を行う。
第10回 5章:立体異性体 立体異性体:前半 予習と復習を行う。
第11回 5章:立体異性体 立体異性体:後半 予習と復習を行う。
第12回 6章:ハロアルカンの性質と反応 ハロアルカンの性質と反応:前半 予習と復習を行う。
第13回 6章:ハロアルカンの性質と反応 ハロアルカンの性質と反応:後半 予習と復習を行う。
第14回 7章:ハロアルカンの反応 ハロアルカンの反応:前半 予習と復習を行う。
第15回 7章:ハロアルカンの反応 ハロアルカンの反応:後半 予習と復習を行う。
第16回 期末試験 すべての範囲の試験 すべての範囲を勉強する
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間と期末テスト80%、レポート20%。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ボルハルトショア―上巻 ISBN 9784759820294
著者名 TKPC Vollhardt, NE Schore 出版社 化学同人 出版年 2022
教科書 書名 ボルハルトショア―下巻 ISBN 9784759820300
著者名 TKPC Vollhardt, NE Schore 出版社 化学同人 出版年 2022
備考
応化演習Ⅱ、2年生の有機化学で必ず使用しますので、上下巻ともに購入すること。
参考書にかかわる情報
備考
有機化学に関する問題集がいくつもあります。各自にあったものを購入し知識を深めてください。
メッセージ
大学の化学を学ぶ上で重要な導入を本講義で学ぶことができます。これをきっかけとして、物理化学、生物化学、無機化学、化学工学にも興味を持つきっかけにしてください。
キーワード
化学、有機化学、物理化学、生物化学、無機化学、化学工学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
応用化学演習Ⅰ・応用化学演習Ⅱ・有機化学Ⅰ・有機化学Ⅱ(工学部応用化学科専門科目)
履修条件
連絡先
応用化学科事務室(内線9200)
オフィスアワー
担当教員は宇部市の常盤台キャンパスで勤務しているので、対面での質問や議論はすべて基本的に宇部キャンパスで行います。試験終了までの学期期間中の授業日(祝日や振替休日を除く午前9時から午後5時まで、但し出張や山口での授業などの不在時を除く)にはいつでも受けます。ただし事前にメールにてアポイントが有るものに限ります。

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