タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 木5~8 実験・実習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002180087 化学実験B(化学実験B)[Chemistry Laboratory B] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鈴木 康孝[SUZUKI Yasutaka]
担当教員[ローマ字表記]
鈴木 康孝 [SUZUKI Yasutaka], 藤原 惠子 [FUJIWARA Keiko]
特定科目区分   対象学生 医(医学)の学籍番号後半 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
医療環境や公衆衛生について国際的視野を持ち、人類・医学の歴史・社会・自然に関する知識を広く身に付け、医師の社会的役割の変化や国際化に対応できる人材を育てるために、化学実験では、科学の基礎的な知識、技能を習得することを通し、医療環境や公衆衛生について国際的視野を持ち、人類・医学の歴史・社会・自然に関する知識を広く身に付け、医師の社会的役割の変化や国際化に対応できるスキルを養う。実験では、有機化学実験、分析化学実験Iを行う。一つの実験は各々三日間で行う。有機化学実験では化粧石けん、色素、ビニロン等の合成を、分析化学実験ではセミミクロ定性分析法による金属陽イオンの分析を行う.実験のレポート作成を通じて、自ら課題を発見・提起して、論理的に思考し、解決への道筋を提案し、成果を文書と口頭で発表することができる日本語能力を養います。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
第2週~第7週 実験期間を二つのクール(各三日間)に分け、下記の二つの実験を行う。
※ 有機化学実験:
第一日目;反応速度の測定、ポリビニルアルコールの性質とスライム作製
第二日目;三種類の色素の合成と、それらによる染色。ペーパークロマトグラフィー
第三日目;化粧石けんの合成、高級アルコール系合成洗剤の合成、吸水性ポリマーの性質
※ 分析化学実験 I:
第一日目;3属陽イオンの既知試料分析。
第二日目;4属陽イオンの既知試料分析。
第三日目;3・4属陽イオンの未知試料分析。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 実験のガイダンス 実験説明 テキスト通読
次回の予習(フローチャート)
(学習時間の目安:4時間以上)
第2回 第1クール(1日目) 実験、または自宅等で実験の予習・フローチャートの作成 レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回 第1クール(2日目) 実験、または自宅等で実験の予習・フローチャートの作成 レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回 第1クール(3日目) 実験、または自宅等で実験の予習・フローチャートの作成 レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回 第2クール(1日目) 実験、または自宅等で実験の予習・フローチャートの作成 レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回 第2クール(2日目) 実験、または自宅等で実験の予習・フローチャートの作成 レポート作成による復習。フローチャート作成による予習)(学習時間の目安:4時間以上)
第7回 第2クール(3日目) 実験、または自宅等で実験の予習・フローチャートの作成 レポート作成による復習。フローチャート作成による予習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回 掃除・片付け 器具洗浄 器具の使い方、試薬の取り扱いについての復習する。(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート 100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 化学実験テキスト2022年度版 ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 現代の生活と物質(4刷) ISBN 4759807624
著者名 西口毅著 出版社 化学同人 出版年 2000
参考書 書名 ライフサイエンス基礎化学 ISBN 9784759808629
著者名 青島均, 右田たい子著 出版社 化学同人 出版年 2000
参考書 書名 セミミクロ無機定性分析 ISBN 4808230127
著者名 林謙次郎, 中間碩一郎, 鈴木光泰 出版社 東京教学社 出版年 1981
参考書 書名 無機半微量分析(分析ライブラリー / 日本分析化学会編 第2版 ISBN 4807912003
著者名 松浦二郎, 西川勝, 栗村芳実 出版社 東京化学同人 出版年 1978
備考
特になし
メッセージ
参考書の貸し出しを行っているので活用して欲しい。毎回予習をして実験に臨み、期限までにレポートや課題を提出すること。この講義は予習なしで行うことは難しい。レポートを期限までに提出しなければ欠席として処理する。理由のいかんを問わず、3回以上欠席すると成績は不可とする。実験には白衣または作業着の着用が義務づけられています。実験開始までに必ず準備してください。白衣は山口大学生協で購入できます。
キーワード
有機合成・化粧石けん・染料・ペーパークロマトグラフィー・ビニロン・分析化学・セミミクロ定性分析・金属陽イオン・酸解離定数 ・既知試料分析・未知試料分析
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
鈴木康孝:理学部本館435室。メールアドレスは、ysuzuki 以降は大学の共通の@yamaguchi-u.ac.jpです。
オフィスアワー
随時。

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