開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木9~10
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002181005
化学Ⅱ(化学Ⅱ)[Chemistry II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
笠谷 和男[KASATANI Kazuo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
笠谷 和男 [KASATANI Kazuo]
特定科目区分
対象学生
工(応化以外)2年以上
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
有機化学の基礎として基本的な有機化合物及び高分子の構造・性質・反応を学ぶ。有機化学の応用(身の回りの化学など)についても学ぶ。
授業の到達目標
自らの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業計画
【全体】
原子軌道と分子軌道、化学結合と混成軌道を学ぶ。そして基本的な有機化合物分子について、表記法、命名法、構造、性質、反応を理解する。さらには、有機化合物の応用として、高分子化学、液晶材料、OLED(有機EL)材料などを学ぶ。レポートは、有機化合物や高分子の応用例や環境問題への有機化合物やポリマーの関与について調べて提出する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
初めに
原子軌道、化学結合と分子軌道
原子軌道、化学結合と分子軌道
原則対面授業で行う。
レポート課題説明
復習を2時間以上すること
第2回
炭化水素(1)
アルカン、構造異性体、sp3混成軌道
復習を2時間以上すること
第3回
炭化水素(2)
アルケン、アルキン、構造異性体、混成軌道
復習を2時間以上すること
第4回
芳香族
芳香族性、共鳴、炭化水素命名法
復習を2時間以上すること
第5回
酸素を含んだ有機分子
アルコール、エーテル、アルデヒド、カルボン酸、ケトン、エステル、酸塩基と平衡
復習を2時間以上すること
第6回
命名法
IUPAC命名法
復習を2時間以上すること
第7回
光学活性
キラル化合物のRS表記とエナンチオマー・ジアステレオマー
復習を2時間以上すること
第8回
中間試験
対面で筆記の中間試験
復習を2時間以上すること
第9回
窒素を含んだ有機分子
アミンとアミド
復習を2時間以上すること
第10回
酸と塩基
ブレーンステッド酸と塩基
復習を2時間以上すること
第11回
有機反応、求核置換反応、求核脱離反応
SN1反応、SN2反応、E1反応、E2反応
復習を2時間以上すること
第12回
高分子
天然高分子と合成高分子
復習を2時間以上すること
第13回
有機分子の応用(1)
液晶材料、OLED材料
復習を2時間以上すること
第14回
有機分子の応用(2)
機能性材料、環境問題関連
復習を2時間以上すること
第15回
定期試験と総括
対面で筆記の定期試験
解答できなかった問題を2時間勉強以上すること
第16回
答案返却と総括
答案返却と総括
解答できなかった問題を2時間以上勉強すること
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
小テスト 13%、レポート7%、中間試験の筆記テスト 30%、定期試験の筆記テスト 50%
出席は欠格条件とし、5回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
備考
1年次に各学科で指定の化学Ⅱの教科書を使ってください)。化学IIの教科書がない人は、図書館の本で勉強してください。講義資料のプリントを講義時に配布しますので講義内容を各自の教科書で補完する形で受講してください。化学があまり得意でない人は、高校の化学基礎や化学の教科書をまず復習してください。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
新しい基礎有機化学
ISBN
9784782705667
著者名
合原眞、他
出版社
三共出版
出版年
2009
参考書
書名
困ったときの有機化学 第2版
ISBN
9784807908943
著者名
David R. Klein (著), 竹内 敬人 (翻訳)
出版社
出版年
2018
備考
最初の参考書は初級者向けの大学教科書である。2番目の参考書はやや本格的な有機化学の教科書である。
メッセージ
講義に出席して説明を理解すること。毎回小テストに解答すること。毎回復習をしっかりおこなうこと。レポートを期限までに提出すること。
キーワード
有機化学、有機化合物、有機化学反応、IUPAC命名法
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
有機化学、有機合成化学、有機反応化学、高分子化学
履修条件
連絡先
e-mail:kasatani@yamaguchi-u.ac.jp
(全角文字の@を半角に変更すること)
オフィスアワー
非常勤講師なので、連絡は原則上記のメールでお願いします。
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