タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金11~12 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002190010 日本国憲法(日本国憲法)[The Japanese Constitution] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
朱 穎嬌[SYU Eikyou]
担当教員[ローマ字表記]
朱 穎嬌 [SYU Eikyou]
特定科目区分   対象学生 教員免許取得希望者:人(096-)・経・理(数理)・工(機械・社建・応化・知能・循環)・農 対象年次 0~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
憲法は、主に統治機構と人権保障の二つの部分から構成されています。本講義では、憲法の基本知識について説明した上で、日本国憲法の具体的内容、特に憲法上保障される基本的人権について、判例・裁判例等を踏まえながら解説します。
授業の到達目標
日本国憲法についての理解を通して、人権および平和と民主主義に関する基礎的教養を習得する。
授業計画
【全体】
まず、憲法の基本知識(概念、歴史、基本理念など)について説明します。その上で、日本国憲法上保障されている基本的人権に関し、その意義、保障内容、限界を解説します。必要な範囲で、人権保障に関連する統治の仕組みについても考察を加えます。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 講義の計画、進め方、成績評価方法などの説明 授業に先立って、レジュメを修学支援システムにアップロードしますので、授業前に各自で印刷またはダウンロードして持参してください。教員からの配布は行いません。(以下の各回についても同様)
第2回 憲法入門 憲法の概念・歴史、立憲主義、憲法と法律の関係 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第3回 日本国憲法の成立史と基本原理 日本国憲法制定過程、平和主義、国民主権 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第4回 基本的人権 総論① 基本的人権の分類、人権享有主体 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第5回 基本的人権 総論② 人権の保障と制約、人権保障の仕組み 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第6回 精神的自由① 思想・良心の自由 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第7回 精神的自由② 信教の自由、政教分離原則 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第8回 精神的自由③ 表現の自由に関する基本的な考え方及び伝統的問題 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第9回 精神的自由④ 表現の自由に関する現代的課題 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第10回 経済的自由 職業選択の自由、財産権 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第11回 人身の自由 人身の自由の射程、適正手続の保障 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第12回 社会権 生存権、教育を受ける権利、労働基本権 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第13回 幸福追求権 現代社会における新しい人権 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第14回 法の下の平等 「法の下の平等」の意味、平等原則の具体的問題 講義計画に沿って、予習及び復習をそれぞれ2時間行ってください。
第15回 期末試験 期末試験を実施します。 <試験範囲>
講義で取り扱った内容全て
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験の成績をベースに、授業態度や授業への参加度等を加味して総合的に評価します。

定期試験 80%
その他  20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 図録 日本国憲法 <第2版> ISBN 9784335358968
著者名 斎藤一久・堀口悟郎(編) 出版社 弘文堂 出版年 2021
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 判例プラクティス憲法〔第3版〕 ISBN 9784797226744
著者名 宍戸常寿・曽我部真裕(編) 出版社 信山社 出版年 2022
参考書 書名 教養憲法 ISBN 9784335360114
著者名 神野潔・岡田順太・横大道聡(編) 出版社 弘文堂 出版年 2024
備考
参考書について必ずしも購入する必要はありません。
授業中に扱う多くの判例は、裁判所ウェブサイト(https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1)で検索できます。
メッセージ
キーワード
立憲主義、人権、平和主義
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
zhu.yingjiao@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで事前にアポイントをとってからの相談となります。

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