タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共通教育
開講学期 曜日時限 授業形態 AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
後期集中 集中 講義 6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002220011 知財展開科目Ｂ２(コンテンツ産業と知的財産)[Intellectual Property Development SubjectＢ２] 日本語 2
担当教員（責任）[ローマ字表記] メディア授業
足立　勝[ADACHI Masaru] ○
担当教員[ローマ字表記]
足立　勝　[ADACHI Masaru]
特定科目区分   対象学生 全学生 対象年次 0～
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
コンテンツ産業と知的財産では、ゲームソフト、アニメーション、映画等のメディア産業の全体像を俯瞰し、そこで扱われる知的財産を総合的に把握しつつ権利化と管理および事業遂行に必要な知識とスキル習得を目指します。はじめに、メディア産業で必要な知的財産権法の概要を学びます。その後、コンテンツ産業の全体像、音楽産業、映画業界、ゲーム産業等の個別産業別に事業遂行に必要な知的財産の解説を行います。
授業の到達目標
知的財産についての幅広い知識を習得し、知的財産がかかわる社会的問題について考察する力を養う。
授業計画
【全体】
本科目は，企業で知的財産を含めた業務部門の責任者（執行役員）の経験を有する実務家教員が開講する。
コンテンツ産業と知的財産では、ゲームソフト、アニメーション、映画等のメディア産業の全体像を俯瞰し、そこで扱われる知的財産を総合的に把握しつつ権利化と管理および事業遂行に必要な知識とスキル習得を目指します。はじめに、メディア産業で必要な知的財産権法の概要を学びます。その後、コンテンツ産業の全体像、音楽産業、映画業界、ゲーム産業等の個別産業別に事業遂行に必要な知的財産の解説を行います。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス、
コンテンツ産業とは？　
コンテンツ産業に関係する知的財産とは？ 		講義概要、コンテンツ産業、さらにコンテンツ産業に関係する知的財産の概要についてまなぶ。 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第2回 知的財産と所有することとの違い、知的財産制度の概要 知的財産と所有することとの違い、知的財産制度の概要を学ぶ。 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第3回 著作権に関する基本事項の確認（その１） 著作権に関する基本事項について確認する（その１） 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第4回 著作権に関する基本事項の確認（その２） 著作権に関する基本事項について確認する（その２）
著作権の中で、提供について学ぶ。
引用について学ぶ。刑事的救済及び民事的救済について知る。 		配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第5回 著作者になるとは。複数の著作者が存在する場合、著作隣接権 著作者になるとはどういうことなのか、複数の著作者が存在する場合について学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第6回 著作権を利用したビジネスのために必要なこととは。 職務著作、著作隣接権などビジネスのために必要なこと、権利制限規定について確認する 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第7回 写真・絵画ビジネスについて（その１） 写真・絵画ビジネスの概要 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第8回 写真・絵画ビジネスについて（その２） 写真・絵画ビジネスに関する裁判例から学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第9回 応用美術の問題について 実用品のデザインと著作権の問題について学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第10回 パブリシティ権について 著名人の肖像等に顧客誘引力を有することに関する問題について学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第11回 出版ビジネスについて（その１） 出版ビジネスの概要 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第12回 出版ビジネスについて（その２） 出版ビジネスに関する裁判例から学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第13回 音楽ビジネスについて（その１） 音楽ビジネスの概要 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第14回 音楽ビジネスについて（その２） 音楽ビジネスに関する裁判例から学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第15回 映画ビジネスについて（その１） 映画ビジネスの概要 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
第16回 映画ビジネスについて（その２） 音楽ビジネスに関する裁判例から学ぶ 配布した講義資料を参照し準備学習１時間と復習１時間を行う。
※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】
A: 20%　B: 20%　C: 10%　D: 10%
成績評価法
小テスト　50％、レポート　50％
教科書にかかわる情報
備考
教科書は、（＊＊学部生のための知財入門）で使用した書籍と同じものです。
その他に、無償配信されている「文化庁著作権テキスト（ｐｄｆ版）」を利用します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
事前にＷＥＢ等を利用して、いろいろなメディア産業の内容を調べて、その内容を基に授業中に積極的に質問して下さい。
キーワード
著作物、著作者の権利、原盤権、マルチメディア、コンテンツ産業
持続可能な開発目標（SDGs）

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱（レジリエント）なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
知的財産入門（＊＊学部生のための知財入門）
履修条件
連絡先
ma-adachi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
ma-adachi@yamaguchi-u.ac.jp　メールでの連絡をお願いいたします。

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