開講年度
開講学部等
2025
共通教育
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002220014
知財展開科目B1(意匠法)[Intellectual Property Development SubjectB1]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
KUCHKOROV MIRSHOD[KUCHKOROV MIRSHOD]
○
担当教員[ローマ字表記]
KUCHKOROV MIRSHOD [KUCHKOROV MIRSHOD]
特定科目区分
対象学生
全学生
対象年次
0~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
意匠制度(意匠法)とは、物品等のデザインに関する特別法です。本講義では、この意匠制度に関する法律の理解を基礎とし、意匠登録出願から一連の権利取得と消滅までの権利の一生についての解説を行います。あわせて、実社会において知財アンテナが立つように、事例や演習を行います。
授業の到達目標
知的財産についての幅広い知識を習得し、知的財産がかかわる社会的問題について考察する力を養う。
1.意匠制度その意義・趣旨を理解します。
2.意匠登録出願から権利化までの一連の流れを把握します。
3.意匠権の及ぶ範囲・効力を理解します。
4.意匠制度についての事例や演習を通じて、実社会にて知財アンテナが立つなど実践的な能力の育成を目指します。
授業計画
【全体】
本科目では、意匠制度(意匠法)の基礎的な内容を解説します。あわせて、法理論だけでなく基礎的な実務能力獲得も目指し、できるだけ教員と学生が双方向で議論する講義を行います。
二日間の集中講義で実施します。詳細日程等は、修学支援システム等を通じて別途お知らせします。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義概要(ガイダンス)
知的財産制度の概要
講義の進め方などについて説明します。知的財産を取り巻く概況について解説すると共に、知的財産の全体像について説明し、学習内容の定着と深化のための演習を行います。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第2回
意匠制度の趣旨
意匠制度の趣旨・必要性、意匠法の目的、意匠法の沿革・構成・位置づけについて解説し、学習内容の定着と深化のための演習を行います。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第3回
意匠法上の意匠とは
意匠法の保護対象である「意匠」の定義について解説し、学習内容の定着と深化のための演習を行います。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第4回
意匠登録の要件①
出願から権利までの流れを把握し、意匠登録の主な要件(工業上利用、新規性、創作非容易性など)について解説し、学習内容の定着と深化のための演習を行います。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第5回
意匠登録の要件②
新規性喪失の例外、一意匠一出願、先願主義、類似・非類似の判断基準などについて解説し、学習内容の定着と深化のための演習を行います。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第6回
意匠特有の制度
関連意匠制度、組物の意匠制度、秘密の意匠制度、動的意匠制度などについて解説し、学習内容の定着と深化のための演習を行います。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第7回
意匠権の効力
意匠権の及ぶ範囲・効力について解説します。意匠制度以外のデザイン保護制度を含めた総合的デザイン保護の観点についても検討します。
講義資料を参照して復習を行う。授業計画に沿って準備学習を行う。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
第8回
総括と確認テスト
講義で取り扱った内容をもとに、確認テストを行います。
本科目全体の内容を振り返る。身の回りにある意匠製品を探す。
(目安時間:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 15% C: 15% D: 15%
成績評価法
各種提出物(ワークシート、小レポート、確認テスト)と授業態度・授業への参加度を含めて、総合的に評価します。
態度・参加度10%、ワークシート20%、小レポート20%、確認テスト50%
教科書にかかわる情報
備考
講義資料は必要に応じて配布又は配信します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
意匠権,知的財産,デザイン,保護,パリ条約,バーグ条約。
持続可能な開発目標(SDGs)
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
共有教育科目:「知的財産入門」、「知産情報の分析と活用」、「ものづくりと知的財産」、「特許法」、「商標法」、「不正競争防止法」、「著作権法」
履修条件
連絡先
miru@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
宇部の常盤キャンパスで業務を行っています(大学研究推進機構 知的財産センター)。
業務の都合で吉田キャンパスに出かけることもありますので、とりあえずはメールで連絡ください。
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