開講年度
開講学部等
2026
ひと・まち未来共創学環
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月7~8
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011112010
デザイン思考論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山口県立 大学
ー
担当教員[ローマ字表記]
山口県立 大学, 丹 信介 [TAN Nobusuke]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業は、山口県立大学が開設する連携開設科目です。山口県立大学の教員が授業を行います。山口大学の受講者は、山口大学の教室で山口県立大学授業の配信をもとに授業を受講します。
地域社会の様々なしくみやシステムを問い直すため、デザイン思考についての理解と関心を深め、新しい時代にむけて人間の豊かさを起点とするモノ・コト・サービスなどのプロセスや、社会・地域・組織等のしくみのリデザイン等に必要な知識と技能を身に付けることを目的とする。デザイン思考法の意義や理念を理解するとともに、サービスデザインやリビングラボ等の具体的な課題解決のための実践的手法についても学ぶ。前例のない課題や未知の課題に対して柔軟で創造的な発想力と知的好奇心を持って、地域文化やビジネスなどの諸課題に対応することができる態度を養うことを目指す。
【実務系科目】 企業における新規事業開発やUXデザインの実務経験を持つ教員が、デザイン思考を用いた課題発見および解決のプロセスや、実践的なユーザー視点の手法について講義を行う。
授業の到達目標
・デザイン思考についての理解を深め、地域文化やビジネスなどの諸課題について考察するために必要な能力を身につけている。
・デザイン思考を用いた柔軟で新しい発想から、暮らしや社会を見つめ直す態度を身につけている。
授業計画
【全体】
Miro、Slido、Formsをはじめ様々なデジタルツールを使用するため、必ず充電されたPCを持参してください。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業概要を理解し、Miro等のツール操作を習得する。
・シラバスを読み、授業の流れを把握する。
・教科書の第1・2章を読んでくる。
事前事後学習の目安時間:4時間
第2回
チームビルディング
ウェルビーイングカードで価値観を共有し、チームの行動指針を作る。
・教科書の第3章を読んでくる。
・チーム名、チームアグリーメントを策定し、可視化する。
事前事後学習の目安時間:4時間
第3回
フィールドワーク
現場でユーザーを観察し、インタビューを通じて「生の声」を収集する。
・教科書の第4章を読んでくる。
・観察やインタビューを実施する。
事前事後学習の目安時間:4時間
第4回
課題抽出
共感マップを用いてデータを整理し、ユーザーの「本質的欲求」を特定する。
・教科書の第5章を読んでくる。
・共感マップを完成させる。
事前事後学習の目安時間:4時間
第5回
問いの設定
インサイトを基に、解決すべき「独自の問い(HMW)」を言語化する。
・教科書の第6章を読んでくる。
・問いの策定を完了させる。
事前事後学習の目安時間:4時間
第6回
アイデア創出
問いに対する解決策をスケッチやブレストで量産し、発想を広げる。
・アイデアを考えてくる。
・チームでアイデアを絞り込む。
事前事後学習の目安時間:4時間
第7回
中間プレゼンテーション
初期仮説をピッチし、他者からの批判を「改善のデータ」として収集する。
・ピッチの準備をする。
・フィードバックの整理をする。
事前事後学習の目安時間:4時間
第8回
GO/No-GO判断
フィードバックを分析し、継続・修正・撤退の意思決定を自ら下す。
・教科書の第7章を読んでくる。
事前事後学習の目安時間:4時間
第9回
プロトタイプ作成
判断に基づき、検証可能な形(試作品)を素早く具体的に作成する。
・プロトタイプを作成する。
事前事後学習の目安時間:4時間
第10回
テスト検証
誰に何を確かめるかの計画を立て、実際にユーザーに試作をぶつける。
・教科書の第8章を読んでくる。
・ユーザーテストを実施する。
事前事後学習の目安時間:4時間
第11回
テスト改善
検証結果から得た学びを反映し、プロトタイプをより価値ある形へ修正する。
・プロトタイプを修正する。
事前事後学習の目安時間:4時間
第12回
ゲストスピーカー
プロの講話を聴き、現場での不確実な状況への対処法と現実を学ぶ。
・これまでの取り組みを整理する。
・ゲストスピーカーの話をきいて感想を書く。
事前事後学習の目安時間:4時間
第13回
発表準備
これまでプロセスを振り返り、ストーリーを構築しプレゼン資料を作る。
・最終プレゼンテーションの準備をする。
事前事後学習の目安時間:4時間
第14回
最終プレゼンテーション
検証データに基づいた最終成果をピッチし、相互に評価し合う。
・ピアレビューを行う。
・フィードバックの整理をする。
事前事後学習の目安時間:4時間
第15回
総括
自身の能力変容を省察し、将来の行動をリフレクションシートにまとめる。
・自身の取り組みをふりかえって整理する。
事前事後学習の目安時間:4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 5% C: 5% D: 10%
成績評価法
授業の3分の2以上の出席を前提として、下記の通り評価します。
授業態度15%、小テスト10%、自主学習態度20%、レポート15%、プレゼンテーション30%、その他(相互評価)10%
※具体的な評価項目と基準については、授業で説明します。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
デザイン思考入門
ISBN
9784621310670
著者名
渡邊敏之ら
出版社
丸善出版
出版年
2025
備考
教科書として使うため、全員購入してください。事前事後課題として読んでもらい、授業内で小テストをします。
参考書にかかわる情報
備考
必要に合わせて適宜紹介します。
メッセージ
この授業は、単に便利なツールを学ぶ場ではありません。皆さんが街に出て、人々の暮らしに触れ、そこにある「違和感」や「豊かさの種」を見つけ出し、社会の仕組みをデザインしていく実践の場です。
大切にしてほしいのは、不確実な状況のなかで自ら「決断」する勇気です。 途中でアイデアを白紙に戻すことになっても構いません。その「葛藤」と「選択」こそが、皆さんの新しい力になります。
仲間と対話し、デジタルツールを使い倒し、感性と論理を往復させながら、自分なりの「問い」を形にしていきましょう。
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
予備知識や技能など、一切必要ありません。
連絡先
山口県立大学国際文化学部文化創造学科 荒木麻耶
maraki[at]yp4.yamaguchi-pu.ac.jp
※※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
メールでの対応であればいつでも受け付けます。曜日・時間帯問いません。
対面での相談が必要な場合は、メールにてアポイントを取ってください。調整します。
メールを送る場合には必ず下記の内容を記載すること。
・件名:「デザイン思考論」について
・氏名、所属、メールアドレス
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