開講年度
開講学部等
2026
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
講読
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011310019
必読名著[Must-Read Classic Books]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
横田 蔵人[YOKOTA Kurato]
ー
担当教員[ローマ字表記]
横田 蔵人 [YOKOTA Kurato]
特定科目区分
対象学生
人文学部正規生のみ
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
人文学部生のための「必読名著」としてこの授業では、プラトンの『ソクラテスの弁明』を皆さんと一緒に読みます。『ソクラテスの弁明』は、紀元前399年のアテナイで実際に行われた哲学者ソクラテスに対する裁判で、ソクラテスが語った「弁明演説」をプラトンが記録した、という体裁で書かれた哲学の古典です。数百名の裁判員に向けてソクラテスが語りかけるモノローグ(独白形式)の劇作品で作品は進行します。真実を語るとはどういうことか。ソクラテスにとって「哲学」とは何か。生きるとは何か。教育とは何かといった問題が語られます。
ソクラテスはなぜ、どのような罪で訴えられたのでしょうか。彼は裁判所に集まった数百名の裁判員たちに何を伝えようとしているのでしょうか。そして、著者プラトンはこのような作品を構想することで伝えようとした「哲学」とは何だったのでしょうか。参加者と共にテクストをていねいに読み解き、考えてゆきたいと思います。
授業の到達目標
テクストにかかわる基礎知識を得、テクストの内容を理解することができる。テクストがもつ思想をめぐり、自ら問いを立てて思考するとともに、その解釈の妥当性について判断することができる。授業の履修が自身にとって有意義なものとなるよう、常に目的意識をもって取り組むことができる。
授業計画
【全体】
西洋思想の古典的なテクストである『ソクラテスの弁明』を注解書等を参考にしつつ読解します。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
翌週以後の授業の進め方を解説します
初回配布物に目を通しておくこと:4時間
第2回
『弁明』1〜3
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第3回
『弁明』4〜6
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第4回
『弁明』7〜9
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第5回
『弁明』10〜12
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第6回
『弁明』13〜15
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第7回
『弁明』16〜18
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第8回
『弁明』19〜21
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第9回
『弁明』22〜24
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第10回
『弁明』25〜26
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第11回
『弁明』27〜28
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第12回
『弁明』29〜30
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第13回
『弁明』31〜32
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第14回
『弁明』33
テクスト箇所についての読解と分析
初回指示に基づく予復習:4時間
第15回
授業の総括
全体の内容と総括を行います
初回指示に基づく予復習:4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末レポート100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ソクラテスの弁明
ISBN
433475256X
著者名
プラトン著 ; 納富信留訳
出版社
光文社
出版年
2012
備考
『ソクラテスの弁明』には多数の翻訳がありますが、授業ではこの本を用いますので購入してください。電子書籍ではなく紙の書籍を利用してください。(電子書籍にはプラトン著作に必須の参照番号が付されていないためです)
参考書にかかわる情報
参考書
書名
哲学の誕生 : ソクラテスとは何者か
ISBN
4480097945
著者名
納富信留著
出版社
筑摩書房
出版年
2017
参考書
書名
ソクラテス : われらが時代の人
ISBN
4822250814
著者名
ポール・ジョンソン著 ; 中山元訳
出版社
日経BP社
出版年
2015
参考書
書名
ソクラテスはなぜ死んだのか
ISBN
4000237071
著者名
加来彰俊著
出版社
岩波書店
出版年
2004
参考書
書名
ソクラテス裁判
ISBN
4588004298
著者名
イジドア・F.ストーン [著] ; 永田康昭訳
出版社
法政大学出版局
出版年
1994
参考書
書名
裁かれたソクラテス
ISBN
4486012658
著者名
T・C・ブリックハウス, N・D・スミス [著] ; 米澤茂, 三嶋輝夫訳
出版社
東海大学出版会
出版年
1994
参考書
書名
ソクラテスの思い出
ISBN
4334754708
著者名
クセノフォン著 ; 相澤康隆訳
出版社
光文社
出版年
2022
参考書
書名
エウテュプロン ; ソクラテスの弁明 ; クリトン
ISBN
4814000952
著者名
プラトン [著] ; 朴一功, 西尾浩二訳
出版社
京都大学学術出版会
出版年
2017
参考書
書名
ソクラテスの弁明 ; クリトン
ISBN
4061593161
著者名
プラトン [著] ; 三嶋輝夫, 田中享英訳
出版社
講談社
出版年
1998
参考書
書名
はじめてのプラトン : 批判と変革の哲学
ISBN
4065237335
著者名
中畑正志著
出版社
講談社
出版年
2021
備考
その他の参考図書は授業中に指示します。
メッセージ
参加者の活発な討議と新鮮な感想を楽しみにしています。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
「哲学と人間」
履修条件
この授業は「リテラシー科目」ですので、希望する専攻分野や知識の量に関係なく、人文学部生ならば誰でも受講できます。ただし、制度上、他の先生の「必読名著」を同時に履修することはできません。また他の先生の「必読名著」をすでに履修済みの方は履修できません。「必読名著」の履修を希望する学生は、授業の担当教員の名前に注意をし、履修する授業を間違えないようにしてください。
連絡先
kyokota@[山口大学]
オフィスアワー
メール等で個別にご相談ください
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