タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火1~2 講読 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011310023 くずし字(変体仮名)[Cursive Scripts (Variant Kana )] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
尾崎 千佳[OZAKI Chika]
担当教員[ローマ字表記]
尾崎 千佳 [OZAKI Chika]
特定科目区分   対象学生 人文学部正規生のみ 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
日本の古典文学作品を原典で読むための基礎として、変体仮名を解読する訓練を行う。変体仮名の字母をテキストに従ってひととおり学習したうえで、鎌倉時代から江戸時代までに書写・刊行された古典文学作品を演習資料として、変体仮名で書かれた文章を現行の平仮名におきかえる翻字の作業を繰り返す。
授業の到達目標
変体仮名の字母とくずし方を覚える。前後の文脈から類推して古典文学作品をくずし字で読めるようになる。
授業計画
【全体】
第1週は授業の進め方を確認する。第2週~第4週はテキストに従って変体仮名の種類と字母をおさえる。第5週~第8週は演習資料によってくずし字解読の演習を積む。第9週に中間試験を実施する。第10週~第14週は習熟度別に演習資料に沿ったくずし字解読演習を積む。第15週は総括として、受講生各自が不得意とする部分をふりかえる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 導入 授業の概要・計画・評価の確認 テキスト『仮名手引』を入手して通覧する(1時間)
第2回 変体仮名を学ぶ(1) テキストに沿って主要な変体仮名をおさえる 『仮名手引』「あ」~「と」復習(4時間)
第3回 変体仮名を学ぶ(2) テキストに沿って主要な変体仮名をおさえる 『仮名手引』「な」~「も」復習(4時間)
第4回 変体仮名を学ぶ(3) テキストに沿って主要な変体仮名をおさえる 『仮名手引』「や」~「ん」復習(4時間)
第5回 くずし字解読演習(1) 伊勢物語をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第6回 くずし字解読演習(2) 伊勢物語をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第7回 くずし字解読演習(3) 竹取物語をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第8回 くずし字解読演習(4) 竹取物語をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第9回 中間試験 くずし字チェックテスト 演習プリント復習(6時間)
第10回 くずし字解読演習(5) 徒然草をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第11回 くずし字解読演習(6) 徒然草をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第12回 くずし字解読演習(7) 徒然草をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第13回 くずし字解読演習(8) 源氏物語をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第14回 くずし字解読演習(9) 源氏物語をくずし字で読む 演習プリント予習(4時間)
第15回 まとめ 変体仮名の総点検 演習プリント復習(8時間)
第16回 期末試験 くずし字翻刻テスト 演習プリント復習(12時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 80% D: --%
成績評価法
中間テスト(筆記)、学期末テスト(筆記)で評価します。
中間テスト20% 学期末テスト80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 仮名手引 ISBN 9784900137264
著者名 神戸平安文学会 出版社 和泉書院 出版年 1981
備考
参考書にかかわる情報
備考
使用しない
メッセージ
キーワード
くずし字解読 変体仮名 日本文学 
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
日本文学基礎講読(近世) 日本文学発展講読(近世)
履修条件
連絡先
研究室:人文506 電話:083-933-5257 E-mail:ozaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜10:20―11:50

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