開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金5~6
講読
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011310031
ラテン語(基礎)[Latin (Basic)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
横田 蔵人[YOKOTA Kurato]
ー
担当教員[ローマ字表記]
横田 蔵人 [YOKOTA Kurato]
特定科目区分
対象学生
人文学部正規生のみ
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
ラテン語の基礎的な文法を学ぶ。
ラテン語は古代ローマの公用語であると同時に、西洋において中世から近代に至るまで学術言語として広く利用された言葉である。西洋の歴史・思想・美術・音楽・宗教・政治などに関心がある学生にとってラテン語の習得は新しい世界を拓いてくれる有益な体験となるだろう。ただし、言語の勉強それ自体は、あくまでも反復訓練の連続である。
授業の到達目標
ラテン語文法の基礎的な事項を習得する。
授業計画
【全体】
ラテン語の基礎的な文法を学ぶ。
教科書として、中山恒夫『標準ラテン文法』白水社, 1987を用いる。
履修者は事前に教科書を購入しておくこと。
練習問題として、Hans H. Ørberg, Lingva Latina Per Se Illustrata, Pars I Familia Romanaを元にした教材を用いる。
こちらは購入する必要はない。
- 指定教科書の他に、自分の力量にあった日本語の教科書・参考書を購入して手許に置くことを勧める。
- 指定教科書の他に、ラテン語辞書を手許に置くことを勧める。(図書館や学生研究室の図書を利用するか、自費で購入する)
毎回の予習・復習を行えることが履修の条件となる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
ラテン語という言語の特徴の説明と授業の進め方の説明をします
教科書を用意し、初回資料に目を通しておく。図書館の辞書のある場所を見つけておく。
第2回
第1章
練習問題第1章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第3回
第2章
練習問題第2章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第4回
第3章
練習問題第3章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第5回
第4章
練習問題第4章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第6回
第5章
練習問題第5章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第7回
第6章
練習問題第6章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第8回
第7章
練習問題第7章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第9回
第8章
練習問題第8章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第10回
第9章
練習問題第9章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第11回
第10章
練習問題第10章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第12回
第11章
練習問題第11章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第13回
第12章
練習問題第12章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第14回
第13章
練習問題13章の内容
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
第15回
定期試験
定期試験
教科書に基づく事前学習と事後学習それぞれ2時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: 5% D: 5%
成績評価法
学期末の筆記テスト100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
標準ラテン文法
ISBN
9784560017616
著者名
中山恒夫著
出版社
白水社
出版年
1987
備考
ラテン語の基礎的な文法を学ぶ。
教科書として、中山恒夫『標準ラテン文法』白水社, 1987を用いる。
履修者は事前に教科書を購入しておくこと。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Familia Romana
ISBN
9781585104208
著者名
Hans H. Orberg
出版社
Focus Publishing, R. Pullins
出版年
2011
参考書
書名
しっかり学ぶ初級ラテン語 : 文法と練習問題
ISBN
9784860643669
著者名
山下太郎著
出版社
ベレ出版
出版年
2013
備考
その他、ラテン語の文法書は日本でも数多く刊行されているので、教科書に加えて、自分に適したものを見つけ、併せて参照するとよい。
例えば、
・呉茂一『ラテン文法綱要:文法篇・演習篇 改訂版』要書房,1948年
・泉井久之助『ラテン広文典』白水社,1952年(新装復刊2005年)
・呉茂一『ラテン語入門』岩波書店(岩波全書),1952年
・呉茂一・泉木吉『ラテン語小文典:附ギリシア語要約およびラテン・ギリシア造語法』岩波書店,1957年
・村松正俊『ラテン語四週間』大学書林,1961年
・有田潤『初級ラテン語入門』白水社,1964年
・M. アモロス『ラテン語の学び方』南窓社,1970年
・片岡孝三郎『ラテン語文法』朝日出版社,1982年
・松平千秋・國原吉之助『新ラテン文法』東洋出版,1990年
・小林標『独習者のための楽しく学ぶラテン語』大学書林,1992年
・大西英文『はじめてのラテン語』講談社(現代新書),1997年
・中山恒夫『古典ラテン語文典』白水社,2007年
・逸見喜一郎『ラテン語のはなし:通読できるラテン語文法』大修館書店,2000年
・土岐健治・井阪民子『楽しいラテン語』教文館,2002年
・岩崎務『ニューエクスプレス:ラテン語《CD付》』白水社,2011年
・石川勝二『私はラテン語』渓水社,2011年
・山下太郎『しっかり学ぶ初級ラテン語:文法と練習問題』ベレ出版,2013年
・河島思朗『基本から学ぶラテン語』ナツメ社,2016年
など。
新刊で入手できない場合は、古書で探すこともできる。
メッセージ
ラテン語の授業は前期の「ラテン語(基礎)」と後期の「ラテン語(展開)」があります。両方を受講してはじめて文法を一通り習得できるようになっています。ぜひ両方の受講を目指して下さい。
キーワード
西洋史、欧米言語文学、西洋哲学、ラテン語、ヨーロッパ史、ヨーロッパ文化
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
ラテン語(展開)
履修条件
特になし
連絡先
kyokota@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。メールないし授業中に相談してください。
ページの先頭へ