タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火1~2 講読  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011310033 課題の発見と検証[Formulation and Testing of Hypotheses] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
桑畑 洋一郎[KUWAHATA Yoichiroh]
担当教員[ローマ字表記]
桑畑 洋一郎 [KUWAHATA Yoichiroh]
特定科目区分   対象学生 人文学部正規生のみ 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
社会学・社会心理学的な研究を進めるにあたって、社会調査についての知識は必須である。この授業では、自分の関心を元に研究テーマを設定し、社会調査によって資料やデータを収集し、それを分析しうる形にまで整理していく具体的な方法に関して、NPO法人で研究員として勤務経験のある教員が解説する。
授業の到達目標
社会調査の方法と、社会調査を行う上で注意すべき点を説明できる。既存の社会調査を批判的に検討し、問題点を探し出すことができる。授業で学んだことをを自分の問題関心に置き換えて説明できる。
授業計画
【全体】
社会学・社会心理学的な研究を進めるにあたって、社会調査についての知識は必須である。この授業では、自分の関心を元に研究テーマを設定し、社会調査によって資料やデータを収集し、それを分析しうる形にまで整理していく具体的な方法に関して、NPO法人で研究員として勤務経験のある教員が解説する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 社会調査の目的と方法・研究テーマをどう組み立てるか
社会調査の目的、社会調査の方法、また研究テーマをどう組み立てるかを講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 社会調査における問いの立て方
社会調査における問いの立て方を講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 相関関係と因果関係
データの相関関係と因果関係の違いについて、どう理解するか講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 量的調査と質的調査 社会調査における量的調査と質的調査について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 調査企画と仮説設定 調査を行う際の企画の立て方と仮説の設定の必要性について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 調査票作成(1) 設問の構成。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 調査票作成(2) ワーディング。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 調査票作成(3) 選択肢の作成。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 全数調査と標本調査、無作為抽出 サンプリングの理論と方法について講義を行う。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 標本サイズと標本誤差 サンプルサイズの考え方と、誤差の考え方について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 調査の実施 調査の実際的な方法について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 エディティングとコーディング 調査直後のデータの扱い方について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 データクリーニング 調査後のデータの整序について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 データ分析の考え方 得られたデータを分析する方法について講義する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 講義のまとめ 授業をまとめ、各人の研究に引き付けるための示唆を提供する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
毎回の授業後に提出する感想(15%)と期末レポート(85%)を総合して評価します。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しない。毎回こちらで授業資料を作成し配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 社会科学の考え方 ISBN 9784815808761
著者名 野村康 出版社 名古屋大学出版会 出版年 2017
参考書 書名 質問紙デザインの技法 ISBN 9784779510755
著者名 鈴木淳子著 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2016
参考書 書名 社会調査の基礎 : 社会調査士A・B・C・D科目対応 ISBN 9784335551338
著者名 篠原清夫 [ほか] 編 出版社 弘文堂 出版年 2010
備考
その他授業内で適宜紹介する。授業の進み方や受講生の反応を見て、授業計画からの変更をすることもある。※参考書は入手必須なものではありません。
メッセージ
社会学・社会心理学コースの学生向けの授業ではあるが、他コースの学生もそれぞれの関心に引き付けて受講してもらえるとありがたい。
キーワード
社会調査、社会調査士、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
kuwahata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日の午前中と金曜日の午前中は大体研究室にいます(とは言え、必要な時はメールでのアポをお願いします)。その他の時間も対応可能な場合もあるのでメールでアポを取ってください。

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