開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火9~10
演習
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011310035
質的調査データ解析法[Qualitative Data Analysis]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山口 睦[YAMAGUCHI Mutsumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山口 睦 [YAMAGUCHI Mutsumi]
特定科目区分
対象学生
人文学部正規生のみ
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会調査の中の質的調査の方法について、その特徴とデータの収集・分析を中心に、社会学の先行研究に目を配りながら理解を深める。質的調査の方法とデータ収集のやり方、質的調査法を用いる意義と役割、テーマの設定のしかた、データの分析方法について理解する。あわせて質的調査の実施に向けて調査のプロセスを習得する。
授業の到達目標
質的調査の方法的特徴、調査テーマの設定とデータ分析の方法について理解を深める。質的調査の方法的特徴、調査テーマの設定とデータ分析の方法について理解を深める。社会的事象に関心を持ち、質的調査の方法の実践について考察を深める。
授業計画
【全体】
社会調査の方法の1つである質的調査の特徴と目的について理解を深めるとともに、質的調査を用いた優れた先行研究を事例として紹介し、調査の実施方法と分析についての講義を行う。質的調査の方法とデータ収集のやり方、質的調査法を用いる意義と役割、テーマの設定のしかた、データの分析方法について理解し、あわせて質的調査の実施に向けて調査のプロセスを習得することを目的として、民間企業で研究員として勤務経験のある教員が解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
講義内容と進め方について説明
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第2回
社会調査の歴史と目的
社会調査の歴史と目的について説明する。
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第3回
質的調査の基本(1)
調査法としての質的調査の方法と特徴について解説する。
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第4回
質的調査の基本(2)
調査法としての質的調査の方法と特徴について解説する。
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第5回
質的調査の方法(1)フィールドワーク
フィールドワークと参与観察について説明する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第6回
質的調査の方法(1)フィールドワークの実践
フィールドワークを実践する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第7回
質的調査の方法(2)インタビュー調査
インタビュー調査の方法について説明する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第8回
質的調査の方法(2)インタビュー調査の実践
インタビュー調査の実践をする
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第9回
質的調査の方法(2)インタビュー調査の分析
インタビュー調査の分析をする
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第10回
質的調査の方法(3)ドキュメント
既存のドキュメント、テキスト分析の方法について先行研究等を紹介する。
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第11回
質的調査の方法(3)ドキュメント分析の実践
ドキュメント分析を実践する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第12回
質的調査と調査倫理
質的調査における調査倫理について説明する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第13回
質的調査と調査倫理
質的調査における調査倫理について説明する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第14回
質的調査の実践:テーマ決定
質的調査におけるテーマ決定について説明する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第15回
質的調査の実践:コロナ禍の質的調査
コロナ禍における調査実践について説明する
授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 40% D: --%
成績評価法
実習課題50%、講義内でのグループワーク20%、最終レポート30%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に使用しないが、必要に応じて資料や文献を提示する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
新・社会調査へのアプローチ-論理と方法-
ISBN
9784623066544
著者名
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋・永野武編
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2013
参考書
書名
質的社会調査の方法
ISBN
9784641150379
著者名
岸政彦、石岡丈昇、丸山里美
出版社
有斐閣
出版年
2016
備考
その他、必要に応じて適宜指示する。
メッセージ
他者への想像力を深め、他者を理解することとはどういうことなのかについて質的調査の実践を通して考えていきましょう。
キーワード
社会調査、質的調査、聞き取り調査、事例調査、参与観察、インタビュー、ライフヒストリー
持続可能な開発目標(SDGs)
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
現代社会学概論(社会調査)、課題の発見と検証、現代社会学調査実習、社会心理学調査実習、民俗学・文化人類学調査実習
履修条件
連絡先
mutsumi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時、メールにて希望日時を受け付けます。
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